4月1日は、午前9時から、伊那本部事務所において新年度初めての事務所会議を開催しました。
本日より、事務局長に、前伊那市高遠町総合支所次長の高木伸治さんにご就任を頂き、新体制がスタートします。
本日の会議には、小坂樫男後援会長、阿部凱人伊那市後援会長、中村前事務局長にもご出席を頂き、参議院選挙への対応等、本年度の取組についての打ち合わせを行いました。
新たな気持ちで、後援会ならびに事務所の皆様とともに頑張ってまいります。
午前10時過ぎには、有限会社スワニーを訪問し、橋爪良博社長から、伊那市の「完全地産」プロジェクトなどについて、お話を伺いました。
このプロジェクトは、橋爪社長の呼びかけで、伊那市内の企業6社が力をあわせて、伊那市のお土産品をつくるというもので、伊那市で最も有名な観光名所である高遠町のさくらにちなみ、まわすと桜の花のように花びらが開いて回る「サクラコマ」がこの度完成しました。
設計・試作は、有限会社スワニー、金属ボディ加工は有限会社美和製作所、プラスチック部品成型は有限会社工藤樹脂工業、スプリング製作は有限会社コウリョウ、金型製作は有限会社NK精工、梱包パッケージはアリマックス株式会社と、伊那市のものづくり企業が協力してつくりあげた商品です。
このプロジェクトは、伊那市、伊那商工会議所、伊那市観光協会が全面的にバックアップを行い、さらに組み立ては伊那市社会福祉協議会が窓口になり、障害者の皆様に委託する形で行われています。
橋爪社長は、「これは、株式会社伊那市がつくった商品です。」と話されていました。地域のものづくり企業の力を結集して完成品を作り上げようという橋爪社長の熱意に感銘を受けました。
すでに、次の商品企画が固まりつつあり、「サクラコマ」が売れて、金型のコストが回収できたら、伊那市のイメージキャラクターである「いーなちゃん」のプラモデルをつくる予定だそうです。こちらの商品も、とても楽しみです。
(http://www.kanzenchisan.com/を是非、ごらんください。また、「サクラコマ」は、ウェブショップhttp://store-m.jp/SHOP/koma-007-002.htmlで購入できます。また、高遠さくら祭りの高遠閣内のお店でも販売しています。)
午前11時半からは、高遠城址公園さくら祭りの安全祈願祭と公園開き式に出席しました。
今年は、桜の開花が10日ほど早く、本日、白鳥伊那市長から開花宣言が出されました。これから一週間前後で満開になると予想されます。
先日のテレビ番組でも、高遠の桜は、吉野の桜に匹敵する名所として紹介されていました。
白鳥伊那市長からは、この高遠が信州そばの発祥の地であることをアピールし、「高遠そば」をブランドとして発信していきたい、との御挨拶もありました。
また、隣接する信州高遠美術館や高遠町歴史博物館での展示もお勧めです。いろいろな楽しみ方ができる高遠町に、今年も多くの皆様がお見えになることを期待したいと思います。
式典の後、お昼は高遠町のお蕎麦屋さん「壱刻」で、鴨汁そばを頂きました。
ご主人の山根さんご夫妻は、1月から3月中旬まで、オーストラリアとイタリア各地を回ってこられた際に、海外の「日本料理店」の多くが外国人が経営する店で、日本食とは言えないものが提供されていることに強い危機感を感じたそうです。
こうした事態を踏まえ、本物の日本食を出す店が判別できるような認証制度ができないか、との御提案を頂きました。どのような仕組みで認証を行うのか、難しい面もありますが、クールジャパン戦略の中でしっかり検討すべき課題だと感じました。
(左から、阿部伊那市後援会長、小坂後援会長、私、高木新事務局長、中村前事務局長です。皆様、本年度もお世話になります。)
(有限会社スワニーの社員の皆様と。皆様の若さと明るいパワーを感じました。益々のご活躍を期待します。)
(これが、伊那市「完全地産」の「サクラコマ」です。まわすと花びらが開き、回転が止まると花びらが閉じます。)
(会社の中には、社員や地域の皆さんが集う部屋もつくられています。本格的なダーツの機械等もおかれていて、びっくりしました。おしゃれな雰囲気で、とても会社の一室とは思えません。)
(暖かな春の日差しの中で、桜まつりの公園開き式が盛大に開催されました。私も、お祝いを述べさせていただきました。)
(南側の木には、開き始めた桜かありました。つぼみもかわいいですね。)
(高遠町の「壱刻」で、今日もおいしいおそばを頂きました。ご主人の山根さんからは、貴重なご提言を頂きました。)