3月12日は、午前8時から「消費税引き上げに伴う転嫁対策に関するPT」が開催され、議事進行を行いました。
本日は、転嫁対策の法案原案の概要と、これまでのPTでの議論を踏まえた修正・追加項目についての説明を踏まえて議論を行い、最終的に了承をされました。
この修正案を含めた法律が成立すれば、消費税の2段階の引き上げの1年半後である平成29年3月までの期間限定で、本体価格のみの表示での販売(外税方式)も認められることとなります。これにより、多種類の商品を扱う商店などでは、商品には本体価格のみを表示し、2度の税率引き上げ時にはタグのつけかえなどをする必要がなくなります。
また、スーパーのチラシなどでは、本体価格を強調し、総額表示を小さく書くことも明示的に認められます。
このほか、「消費税還元セール」など、消費税分を値引きまたはポイント付与する形の宣伝は、納入業者に対する買いたたきや、競合する小売店の転嫁を阻害することにつながらないようにするため、禁止する規定を設けることとしています。
また、国等の責務として、今般の消費税引き上げの目的、消費税は最終的に消費者に負担してもらう税であることなどについて、徹底した広報を行うこととされています。国民の皆様のご理解を得て、消費税の転嫁がきちんとできることを期待したいと思います。
午前9時半からは、「TPP対策委員会役員会」が開催され、経済産業分野を担当する第5グループの主査として、論点の整理について発表をしました。
午前10時からは、衆議院経済産業委員会の理事懇談会に出席し、今後の委員会の運営方法や、次回の委員会の日時や内容について、協議を行いました。
午前11時からは、自民党総務会において、経済産業部会が審議を行った「株式会社海外需要開拓支援機構ほ法律案(通称クールジャパン支援機構法案)」について、その概要を説明し、了承を頂きました。
午前11時50分頃からは、「TPP交渉参加断固阻止に向けた長野県要請集会」に出席し、私からは、「どのような状況になっても、公約である6項目の国益を守り抜く決意です。」との趣旨でご挨拶を申し上げました。
その後、日比谷野外音楽堂で開催された「国益を守れないTPP交渉参加断固反対緊急全国集会」に出席ました。様々な皆様からの意見表明や、各政党の代表者からの挨拶があり、自民党の石破幹事長は、「公約で掲げた6項目を守っていく」ことを中心にご挨拶をされました。
午後4時からは、「農林部会・TPP対策委員会第4グループ合同会議」に出席し、TPPの農林分野での取りまとめについての議論に参加しました。
午後6時過ぎには、むたい俊介先生の「励ます会」に出席しました。麻生財務大臣、石破幹事長、谷垣法務大臣など、多くの先生方も激励に駆けつけてくださり、大変盛大な会となりました。
即戦力として活動されている務台先生の益々のご活躍を心からお祈りします。
(消費税転嫁対策PTで開会のご挨拶を申し上げました。)
(TPP対策委員会役員会で挨拶される西川委員長です。)
(自民党総務会において、クールジャパン支援機構法案について説明を行っているところです。)
(長野県の皆様からの要請集会で、TPP対策委員会での活動をご報告し、公約を守る決意を表明しました。)
(日比谷野外音楽堂での全国集会において、挨拶される石破幹事長です。)
(TPP対策委員会第4グループ会合に出席、私も、意見発表と質問を行いました。)
(むたい俊介先生の激励にかけつけて下さった石破幹事長のご挨拶です。)