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過疎対策特別委員会に出席、JA上伊那御子柴組合長と懇談、公益法人・NPO等特別委員会開催、衆議院本会議に出席、新宿駅東南口で咲き始めたタカトオコヒガンザクラを撮影

2018年3月16日 金曜日

3月16日は、午前8時から「過疎対策特別委員会」に出席しました。

本日は、関係各省より平成30年度過疎対策関係予算案について説明を受け、次に明治大学農学部教授の小田切徳美先生より「過疎地域における田園回帰 -「田園回帰研究会」報告とその政策的示唆-」と題したご講演を頂き、質疑を行いました。

小田切先生からは、県境や離島、小規模市町村に移住する人が多いこと、長期的な移住対策やNPO等との協働をしている地方自治体への移住が多いこと、過疎地域に移住する人は、その地域にあった事業を引き継ぐ「継業」や様々な仕事を兼業する形が多いことなどを学びました。特に、「継業」実現のためのマッチングが重要であることを感じました。


午前11時には、JA上伊那の御子柴茂樹組合長がお見えになり、JA上伊那の最近の取り組みや将来の事業計画など、多角的なお話を伺いました。

JA上伊那は、飯島町田切の道の駅「田切の里」の運営会社に企画段階から関わり、出資も行いました。「田切の里」は直売所やレストラン、買い物弱者向けの移動販売車の運営などを手掛け、地域住民のための交流・生活・情報発信拠点としての機能を発揮しています。こうしたことが評価され、2月には、御子柴組合長が梶山弘志地方創生担当大臣から表彰状を受けられました。

つねに新しい取り組みにチャレンジしているJA上伊那を、私自身もしっかりと応援してまいります。


正午からは、「公益法人・NPO等特別委員会」に出席しました。私からは、委員長としての就任あいさつを申し上げました。

本日は、内閣府より、「公益法人・NPO法人の活動の現状」について説明を受け、その後、関係各省より「平成29年度補正予算・平成30年度予算及び平成30年度税制改正のNPO関連事項」について説明を受けて、質疑を行いました。

人口減少という転換期を迎えているわが国において、心豊かで活力ある社会を形成するために、公益法人やNPOの活躍が益々重要になっています。今後、さらに現状や課題の分析を進めるとともに、支援の在り方を検討してまいります。


午後1時からは、「衆議院本会議」に出席しました。本日は、「国会同意人事」の承認、「在外公館名称位置給与法」と「子ども・子育て支援法」の採決が行われました。


本会議終了後に、地元に戻るために新宿駅に向かいました。新宿駅東南口では、伊那市から贈られた「タカトオコヒガンザクラ」が6分から7分咲きとなっていました。一足早く地元の桜に出合うことが出来、春を感じたひと時でした。


(過疎対策特別委員会での谷公一委員長からのご挨拶です。)


(小田切徳美先生の講演資料の表紙です。クリックで全ページをPDFでご覧いただけます。)


(JA上伊那の御子柴茂樹組合長から様々なお話を伺うことが出来ました。)


(公益法人・NPO等特別委員会で、委員長としてのご挨拶を申し上げているところです。)


(新宿駅東南口に植えられたタカトオコヒガンザクラです。多くの人が足を止め、スマホで写真を撮っていました。)


(あいにく小雨交じりの天気でしたが、ピンクの花が美しく感じられました。)


(まだつぼみも多く見られます。数日後には満開となるのでは。)


(今から、高遠城址公園の満開の時期が楽しみです。)


(タカトオコヒガンザクラは2本植えられています。標柱がたてられた南側の木は、まだ3分咲きという感じでした。)