9月2日は、午前8時から「金融調査会・財務金融部会合同会議」に出席しました。
本日は、機関投資家の行動原則であるスチュワードシップコードと、企業の行動原則であるコーポレートガバナンスコードの対応状況について、金融庁と東京証券取引所より説明を受け、質疑を行いました。
2つの行動原則を適正に機能させ、経済全体の中長期的な成長につながる仕組みとして発展させていかなければならないことを感じました。
午前10時過ぎには、伊那市立東春近小学校の皆さんが国会見学に来られました。衆議院の待機所で、国会の役割などについて説明するとともに、未来の皆さんの大活躍を期待していることをお伝えしました。
午前11時には、伊那市商工会議所総務委員会の皆様が財務副大臣室にお見えになりました。
皆様から道路整備や企業支援の予算確保等についての要望を頂くとともに、約1時間にわたり地域の発展について、充実した意見交換をさせて頂きました。
正午からは、「知的財産調査会 コンテンツに関する小委員会」に出席しました。
本日は、デジタル時代における著作権のあり方について、これまでの議論を踏まえてまとめられた中間取りまとめが示され、意見交換を行いました。
中間とりまとめでは、技術の進歩に対応したイノベーションの創出につながる仕組みの導入、ライセンスの円滑化、著作物管理の共通化などが提言されており、これらを踏まえて法案化の作業をすすめていくことが了承されました。
午後2時からは「成年年齢に関する特命委員会」に出席しました。
本日は、「成年年齢に関する特命委員会提言(案)」が示され、意見交換を行いました。
この提言では、選挙権を得る年齢が「18歳以上」に引き下げられたことを受けて、民法の成年年齢についても「18歳以上」に引き下げること等が書かれています。
この提言案の中で「飲酒、喫煙に関する年齢制限も18歳未満に引き下げることが妥当であると考える」とされている部分については、私は医学的見地から、引き下げに反対をしました。また、健康被害の増大や高校における教育環境の面からも反対意見が多く出されました。この点については本日の了承を見送り、他の部会との合同会議等の場で、引き続き協議していくこととなりました。
午後5時からは、「町村の振興を考える会 意見交換懇談会」に出席しました。
全国町村会長である長野県川上村の藤原村長にもお会いし、町村における地方創生の取組のあり方などについて懇談をさせて頂きました。
(「金融調査会・財務金融部会合同会議」での根元匠調査会長からのご挨拶です。)
(伊那市東春近小学校の皆さんに国会の役割についてお話をしているところです。)
(伊那市商工会議所の皆様より要望書を頂き、懇談をさせて頂きました。)
(「コンテンツに関する小委員会」での小坂憲次小委員長からのご挨拶です。)
(「成年年齢に関する特命委員会」での今津寛委員長からのご挨拶です。)
(「町村の振興を考える会 意見交換懇談会」にて、左から小松裕先生、私、藤原忠彦会長、務台俊介先生です。)