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オランダ訪問3日目

2014年1月15日 水曜日

1月15日は、国立公文書館訪問、下院議会視察、下院外交委員会との昼食会、オランダ外務省幹部との意見交換、平和宮・国際司法裁判所視察、蘭日貿易協会幹部との夕食会がありました。


(国立公文書館到着後、館長さんから通商条約など国際的な重要文書が多く所蔵されているとのお話をお聞きしました。)


(これが、1609年に徳川家康がオランダ東インド会社に与えた朱印状の箱です。右下の青いものは、貴重品を扱う際の手袋です。)



(これが、実物の朱印状です。家康は朱印状を4枚発行しており、これがそのうちの1枚です。以来、200年にわたってオランダが日本にとって唯一の西洋の窓口となりました。)


(訪問団メンバーで、朱印状を囲んで記念撮影しました。)


(これは、毎年来訪するオランダ商船に対し、幕府が「このような馬が欲しい」と図示した文書です。赤毛や白毛など、様々な馬を要望したことがわかりました。)


(これは、幕末の1858年に即位前の明治天皇名で出された通商条約の文書です。)


(右は、1862年のオランダ訪問団の一人であった福沢諭吉の手書きの名刺です。)


(1825年に描かれた長崎の絵図です。中央に大きくオランダ船が描かれています。とても美しい絵でした。)


(オランダの国会議事堂前にあったニシンのファーストフード店で、ニシンをつまんでがぶり。新鮮でとてもおいしかったです。)


(国会議事堂内のホールにあったオランダの歴史上の有名人の胸像の前で記念撮影しました。)


(1815年から今日までのすべての議事録が収められた書庫です。ドイツに占領され、国会が開けなかった1940年からの5年間分の棚だけが、空いたままになっています。ハリーポッターの世界のような部屋でした。)


(下院外交委員会の皆様との昼食会で、アベノミクスについて解説するとともに、教育者の経歴をお持ちのアイシンク委員長に、あるべき教育について質問しました。優しさ、愛、ケアが大切であることを教えて頂きました。)


(昼食懇談会終了後の記念写真です。右から三番目の女性がアイシンク委員長です。)


(オランダ外務省のヘールツ政務総局長、ハルトッホアジア大洋州局長との意見交換会の様子です。)


(国際司法裁判所が置かれている平和宮の前での記念撮影です。)


(玄関ホールにて。平和宮は1899年に万国平和会議でハーグ陸戦条約が採択されたことを契機に、アメリカのカーネギーの資金によって建てられました。また、各国が寄付した装飾品などが設置されており、宮殿と言うにふさわしい豪華な建物でした。)


(玄関ホール上のステンドグラスや彫像のある階段です。すてきな空間でした。)


(ロシアのニコライ二世が贈った大理石のモニュメントです。双頭の鷲で装飾されています。3メートル近い大きなものです。)


(日本からは、4枚のタペストリーが贈られました。これはそのうちの1枚です。)


(廊下には、5ミリ角ぐらいの小さな大理石のモザイク模様がありました。フランスの女性たちが手作業で敷き詰めたそうです。)


(小和田判事も座ったという会議室の椅子に座って一枚。)


(国際司法裁判所の大法廷で記念撮影。ここでは、国際司法手続きや、過去の領土紛争に対する判決などについて、詳しいお話をお聞きしました。)


(夕食会では、蘭日貿易連盟のマンテル会長(中央)、モライン事務局長(右から2番目)、西谷武夫日本代表(一番左)と、様々な意見交換が出来ました。とても楽しいひと時でした。)


(夕食会の会場であるインドネシア料理のお店は、マルク・ルッテ首相のお気に入りの店と聞いていましたが、幸運なことに、お店に来られた首相ご本人とお会いすることが出来ました。オランダと日本のご縁を感じました。)