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中山間地農業を元気にする委員会による愛媛県視察に参加しました

2025年5月10日 土曜日

5月10日は、中山間地農業を元気にする委員会の進藤金日子委員長、長谷川淳二事務局長とともに中山間地農業を元気にする委員会による愛媛県視察に参加しました。

午前9時過ぎには、羽田空港から松山空港に飛行機で移動しました。松山空港到着後、バスで東温市の昼食会場「うどん茶屋北斗重信店」に移動し、おいしいうどんやちらし寿司などを頂きました。

午後1時前には、東温市の奥松瀬川地域の交流施設である「ほっこり奥松」を訪問し、地元産野菜や手作りのリースなどを販売するコーナーを見学するとともに、ピザ教室、パン教室、手芸教室、「ほんぽこ農園」という貸農園の取り組みなどの活動についてのお話を伺いました。

「ほっこり奥松」の前で、東温市の加藤章市長や地域の皆様と記念撮影をしました。

奥松集会所に移動して開催された意見交換会では、はじめに、私から、総合農林政策調査会長の立場でご挨拶を申し上げました。
続いて、奥松瀬川集落協定の渡部宏治代表、東温市の加藤章市長をはじめとする皆さまからご挨拶があり、集落協定の活動状況や地域計画の策定状況等についてご説明があり、質疑と意見交換を行いました。
地域全体の担い手として一般社団法人を設立し、水稲に加えて高収益作物にも取り組み、担い手集積率100%を目指すという、理想的な取り組みをされていることに感銘を受けました。

午後3時過ぎからは、宇和島市のふれあい交流館において、「迫目集落協定」の皆さまとの意見交換会を行いました。
はじめに、私から、総合農林政策調査会長の立場でご挨拶を申し上げました。
続いて、迫目集落協定の竹葉芳樹代表、宇和島市の岡原文彰市長をはじめとする皆さまからご挨拶があり、集落協定の概要や地域計画での取組状況等についてご説明があり、質疑と意見交換を行いました。

意見交換会の後、迫目集落協定における農地の状況などについて現地でお話を伺いました。
特に、ため池による水の確保が重要であることを再認識しました。
写真中央は迫目集落協定の竹葉芳樹代表、写真左端は、宇和島市の岡原文彰市長です。後ろの農地がピンク色に見えるのは、蓮華の花です。緑肥として利用し、大豆を植えるとのことでした。

農業用機械倉庫も見学させていただき、中山間地直接支払い交付金も活用しながら、農事組合法人の機械の導入を進めているとのお話を伺いました。

午後4時半過ぎからは、宇和島市のふれあい交流館において、「古藤田集落協定」についてのお話を伺いました。
はじめに、私から、総合農林政策調査会長の立場でご挨拶を申し上げました。
続いて、古藤田集落協定の佐藤弘之代表から、地域の取組と実情についてご説明を頂き、質疑と意見交換を行いました。
少人数による集落協定地域において、将来の担い手の確保をしていくことの厳しさを感じました。

意見交換後に、古藤田集落協定の佐藤弘之代表、宇和島市の岡原文彰市長とともに記念撮影をしました。

午後6時30分からは、宇和島市のかどや本店において、本日の視察に参加をされた進藤金日子先生、長谷川淳二先生、明日の視察にも参加される尾崎正直先生、地元の皆さま、愛媛県や農水省の担当部署の皆様との懇親会を行い、本日の視察の振り返りと課題への対応等について懇談をしました。
頂いた「鯛めし」は「究極のたまごかけごはん」といっても過言ではない美味しさでした。「食」でも地域の魅力を再確認することが出来ました。