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根羽村を訪問し、八柱神社の秋の御祭りに出席、地域活性化の取り組みなどを視察しました

2022年10月9日 日曜日

10月9日は、家内と共に根羽村を訪問しました。

午前11時からは、八柱神社の秋の御祭りに出席しました。

七年目の丑と未の年に踊りや太鼓などで盛大に行われる「七年祭」は、昨年行われる予定でしたがコロナで延期となり、本年も開催を断念、次回は5年後の令和9年に行われる予定とのことでした。

本日は、熊谷宮司さんのもとで神社総代の皆様と初宮参りのご家族が参加されて例祭がとり行われました。

私たちも玉串奉奠をさせて頂くとともに、例祭の最後にお祝いのご挨拶をさせて頂きました。

その後、根羽村役場で、根羽村の大久保憲一村長と坂巻秀高村議会議長から、村の様々取り組みについてお話を伺いました。

総務省の地域おこし企業人(現地活性化起業人)制度を活用して採用した男性が、任期後は移住コーディネーターとして移住者の増加に貢献している他、トライアルハウスという移住予備軍のためのシェアハウスも効果を発揮し、令和4年1月までの1年間には10人の人口増を記録したそうです。

また、民家をリフォームした「くりや」で、イベントの開催や放課後子ども教室、ワーケーションなどが実施されています。

児童数が減少する中、令和2年に小中学校を義務教育学校根羽学園として統合し、5年生から教科担任授業が行われるなど、少数精鋭の教育が実施されています。

さらに、愛知県安城市と森林環境協定を結び、水源地を安城市が保有している他、安城市から親子留学を受け入れ、5月から7月にかけては、茶臼山の郊外教育センターで行われるワクワクネーチャースクールで子どもたちを受け入れているとのことでした。

また、根羽杉の木の繊維を利用してつくられた「木の布」で出来たタオルやシャツなども拝見しました。今後、商品化と販売を通じて、森林整備予算確保の一助にしたいとのお話でした。

根羽村の取り組みは、令和4年度過疎地域持続的発展優良事例表彰で総務大臣表彰を受賞されることとなり、10月20日に熊本市で開催される全国過疎問題シンポジウムで表彰される予定です。

昼には、ネバーランドで食事を頂きながら、運営管理をされている株式会社ジェイティーエヌの川島達代表取締役から、地域の農産物やジビエを活用した商品開発や、最近の電気代高騰による影響など、様々なお話を伺うことが出来ました。

昼過ぎには、トライアルハウスを訪問し、ここに住む水野彰人(あきひと)さんに内部を案内して頂きました。

ハウス内には1階に男性用の3部屋、2階に女性用の3部屋があり、海外から来られたかたもいらっしゃるそうです。共用の広いリビングやキッチンもあり、とてもおしゃれな空間でした。

水野さんは、村の放課後子ども教室の教師をされる一方、村の生活の魅力などを英語で海外に発信するユーチューバー、Samurai Matcha (https://www.youtube.com/c/SamuraiMatcha)としても活躍されています。

トライアルハウスの入居は期間が限定されているので、水野さんは来春までには、村内に新たな住居を見つける予定とのことでした。トライアルハウスは、実際に住んでみて根羽村の魅力を知ることが出来る良い取り組みだと感じました。

私も、先般、自民党の過疎対策特別委員長に就任しただけに、地元の根羽村が過疎地域活性化の優良事例で表彰されるのはとても嬉しく感じます。根羽村の取り組みを参考にしながら、各自治体の様々な取り組みを応援していきたいと思います。


八柱神社の参道入り口で御祭りに参加する皆様が整列しました。


参道を皆で列をつくって昇っていきます。


八柱神社の周りは、城壁のような見事な石垣に囲まれていました。


八柱神社の全景です。


神事の際に、家内と共にお祓いを受けているところです。


神事の後に、私からお祝いのご挨拶を申し上げているところです。


本殿の前で、初宮参りをされたご家族の皆様と記念撮影をしました。


宮司の皆様、総代の皆様との記念写真です。


根羽村役場で、大久保憲一村長から村の取り組みについてお話を伺いました。テーブルの上に置かれているのは木の布でつくられたシャツです。


昼食後の記念写真です。右から根羽村議会の坂巻秀高議長、根羽村の大久保憲一村長、私、株式会社ジェイティーエヌの川島達代表取締役、家内です。


トライアルハウスの全景です。


トライアルハウスの中をご案内頂いた水野彰人さんです。愛用の自転車はフレームが竹製でした。


トライアルハウスのリビングで、水野さんを囲んで記念撮影をしました。