3月10日は、午前8時から「地方創生実行統合本部 地方創生検証委員会」に出席しました。
本日は、島根県中山間地域研究センター研究統括監の藤山浩先生から、「『地方創生』必ず失敗する進め方10ヶ条」と題したご講演を頂き、質疑応答を行いました。
中山間地などでも、毎年人口の1パーセントの定住者の増加があれば、人口の安定化が実現できるとの研究は、人口減少に悩む地方にとっての光となるものだと思います。
私からは、若い世代の定住の条件である「働く場」をどのように確保しているのかを質問したところ、「半農半X」すなわち農業をやりながら福祉の仕事、スキー場での仕事、杜氏の仕事などの兼業を行ったり、「何でもやる会社」を立ち上げて働くなど、仕事の合わせ技で収入を得るパターンが多いとのことでした。
ご講演資料については、こちらをご参照ください。
午前10時からは、東京ドームシティで昨日から開催されている「JAグループ国産農畜産物商談会」を訪問しました。
JA全農の皆様にご案内いただきながら、長野県から出展されているブースを中心に見学をしました。
様々な品種に取り組んだり、加工して付加価値を高めるなど、各JAの皆さんの前向きなパワーを感じました。
午後1時からは、「衆議院本会議」に出席しました。
本日は、「在日米軍駐留経費負担協定」について趣旨説明と質疑が行われました。
午後4時からは、「清和研政策委員会」に出席しました。
本日は、戦略国際問題研究所のマイケル・グリーン副理事長から、アメリカ大統領選挙の見通しや中国の台頭に対応する日米の戦略などについて、貴重なお話を伺いました。
マイケル・グリーンさんは、東京大学への留学や衆参で国会議員を務められた椎名素夫先生の秘書も経験されるなど、日本語や日本の政治状況にも精通した方であり、私の父のこともよくご存知でした。流ちょうな日本語で、ユーモアを交えながら、本質的なコメントをお聞かせくださいました。
午後5時半からは、「超党派 米消費拡大・純米酒推進議員連盟 総会」に出席しました。
本日は、内閣府、外務省、国税庁、文部科学省、農林水産省、全国農業協同組合中央会、日本酒造組合中央会より、米消費拡大・純米酒推進の取り組みについて説明をうけました。
引き続き、議員連盟としての会計報告と活動方針案が示され、いずれも承認されました。
午後6時半からは、別会場で「2015年度 お米フォーラム -世界に誇る食文化、日本のお米と純米酒の消費拡大に向けて-」に出席しました。
会場では、東北3県のお米のおにぎりや日本食、全国から集められた56種類の純米酒が並ぶなど、大変充実したフォーラムでした。
乾杯では、会場の全員で、国内外の日本食の振興と純米酒の消費拡大を願い、杯を上げました。
(地方創生検証委員会で講演された藤山浩先生のご挨拶です。)
(JAグループ国産農畜産物商談会では、はじめに、市田柿とその加工品を展示されていたJAみなみ信州の皆さんを訪問しました。)
(JA中野の皆さんは、ゆるキャラ「えのたん」とともに、様々なキノコの商品を展示されていました。)
(JA上伊那からは、体調を整える効果があるといわれるGABA(γ-アミノ酪酸)を含むギャバ米が出品されていました。)
(清和研政策委員会の開始前に、講師のマイケル・グリーンさんと記念撮影をしました。)
(マイケル・グリーンさんは、ユーモアを交えながら、本質的なお話をしてくださいました。)
(超党派 米消費拡大・純米酒推進議員連盟 総会での衛藤征士郎会長からのご挨拶です。
(総会で飲んだ「お米のミルク」は、砂糖不使用でも、ほんのり甘く、とてもおいしかったです。)
(お米フォーラムの会場には、全国からの純米酒がずらりと並んでいました。)
(JA全中の奥野長衛会長にご挨拶を頂き、引き続き乾杯の音頭を取っていただきました。)