12月4日は、午前10時から「畜産・酪農対策小委員会」に出席しました。
本日は、平成28年度畜産物価格について、団体からの要請を伺いました。
全国農業協同組合中央会、日本酪農政治連盟、全国肉牛事業協同組合、日本養豚協会、日本養鶏協会の代表の皆様から、それぞれ現状の課題や生産体制強化に対するご提案やご要望をお聞きしました。出席議員からも、現場の声を踏まえた様々な角度からの発言がありました。
午前11時半には、駒ケ根市の杉本幸治市長が議員会館にお見えになり、天竜川上流地域における地滑り対策事業促進に関するご要望を頂きました。
河川改修は、下流から上流に向けて、関連市町村が協力しながら広域的・中長期的な視点をもって進めていくことが大切であることを再認識しました。
正午からは、経済産業部会・税制勉強会に出席しました。
はじめに、平成28年度の経済産業部会関係予算編成大綱案について原案が示され、意見交換を行いました。修文については部会長に一任となりました。
次に、森林吸収源対策及び地方の地球温暖化対策に関する財源の確保に関する論点の整理を行いました。
午後1時からは、「CIQ体制の抜本的強化を図る議員の会 総会」に出席しました。
本日は、CIQ(税関・出入国管理・検疫)に関係する、観光庁、財務省、法務省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省の各省庁より平成28年度予算、定員の要求やTPP対応、テロ対策などについて説明を受けました。
この議連の活動も通じて、CIQの業務効率化や人的体制強化、ブース増設や機器の整備などをしっかり応援をしていきたいと思います。
午後2時からは、「税制調査会小委員会」に出席しました。
本日は、「地方法人課税の偏在是正」、「森林吸収源対策及び地方の地球温暖化対策に関する財源の確保」、「農地保有に係る課税の強化め軽減」、「関税」の4点について、担当省庁より説明を受け、出席議員からの意見発表を行いました。
特に、森林吸収源対策については、党内に設けられた「森林吸収源対策等に関する財源確保についての新たな仕組みの専門検討プロジェクトチーム」のとりまとめが披露され、出席議員からは賛同する意見が相次ぎました。
今後、森林吸収源対策の安定的な財源の確保のために、現在多くの森林県で導入されている森林環境税などの取り組みを都市にも広げ、国民全体で等しく負担する新たな仕組みを導入するという方向性が示されました。
制度設計はこれからですが、私自身も初当選以来、森林整備を支える新たな財源の確保を訴えてきただけに、とても感慨深いものがあります。
また、農地保有の課税の強化については、「農業振興地域内にある遊休農地について、農業委員会が利用状況の調査や農地所有者の利用意向調査を行い、自ら耕作または貸し付けの意思等がないことが確認された所有者に対して「農地中間管理機構との協議の勧告」を行うとともに、農地の固定資産税を約1.8倍に引き上げること、逆に離農して所有する全農地をまとめて農地中間管理機構に長期で貸し付けた場合に、5年分の固定資産税を1/2とする」という案が示されました。
これに対しても運用に配慮することを条件に、賛同する意見が多く出されました。
(「畜産・酪農対策小委員会」での坂本哲志小委員長からのご挨拶です。)
(駒ケ根市の杉本幸治市長から治水対策の推進についての要望書を頂きました。)
(「経済産業部会」での田中良生部会長からのご挨拶です。)
(「CIQ体制の抜本的強化を図る議員の会」で各省庁からの説明を聞いているところです。)
(「税制調査会小委員会」での額賀福志郎小委員長からのご挨拶です。)