9月20日は、午前9時から、「G空間情報活用推進特別委員会」に出席しました。
「G空間情報」とは、「地理空間情報」の愛称です。2010年に初号機が打ち上げられた準天頂衛星は2010年代後半に4機の体制が整備され、既存のGPS衛星を補完する形で、地上で数センチ単位での位置の測定ができるようになります。
これと既存の地理データやICT技術、特にスマートフォンなどの測位機器を組み合わせることにより、各個人に避難経路を案内する世界最先端の防災システムを構築したり、自動走行作業ロボット等の活用により農林業、鉱工業、建設業、運輸業・サービス業等、様々な分野で新産業・新サービスが生まれる可能性が広がっています。日本の成長戦略にも大きな寄与をすることが期待されます。私も、しっかり応援していきたいと考えています。
午前10時からは、「過疎対策特別委員会」が開催され、事務局長として司会進行を行いました。
本年は、平成22年に法律の延長をしてから3年目の見直しの年に当たります。本日は、平成22年以降に過疎対策として講じた措置の状況及び今後の課題について、関係省庁(総務省、農林水産省、国土交通省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、環境省)から説明を受け、質疑応答を行いました。
特に、平成22年と平成27年の国勢調査の結果を踏まえて、対象を拡大するか、過疎対策事業債の対象事業をどのように拡大していくかなどが今後の論点となります。引き続き、この特別委員会の場で検討をすすめてまいります。
正午からは、「資源・エネルギー戦略調査会及び経済産業部会、原子力規制に関するPT 合同会議」が開催され、経済産業部会長として司会進行を行いました。
本日は、「先般の汚染水対策に関する決議」を踏まえ、福島第一原子力発電所に関する規制の変遷について原子力規制庁より説明を受けるとともに、山本拓調査会長より示された「放射性汚染水対策のための特別措置法的な枠組みについて」と題した試案をもとに質疑応答を行いました。
出席された先生方からは、今後の対応について様々な角度から貴重なご提言やご意見を頂きました。国が主導的にこの課題に対応していくために必要な法整備などについて、引き続き検討をしてまいります。
その後地元に帰り、午後6時からは、「辰野町議員連盟懇談会・懇親会」に出席しました。私の後援会組織である議員連盟所属の先生方には、いつも温かいご指導と強力なご支援を頂いています。
懇談会は、私からアベノミクスの成長戦略や消費税引き上げと転嫁円滑化の問題、福島第一原発への対応、リニア中央新幹線開通に向けた対応の在り方、道州制やTPPに対する考え方などについてお話を申し上げ、先生方のご意見を頂きました。
懇談会では、先生方から地域の課題等についても様々なご意見やご提言を頂き、大変勉強になりました。今後も、先生方との連携を密にしながら活動してまいります。
(「G空間情報活用推進特別委員会」での河村健夫委員長からのご挨拶です。)
(「過疎対策特別委員会」で、事務局長として開会のご挨拶を申し上げました。)
(汚染水対策に関する合同会議において、経済産業部会長としてご挨拶を申し上げました。)
(辰野町議員連盟の先生方と懇親会の最後に記念撮影を行いました。)