本日(3/1)は、飯田市倫理法人会の創立15周年記念事業である倫理経営講演会に出席しました。
目標を1割以上も上回る方々が参加され、会場は熱気に包まれていました。
(始めに、佐々木玲子会長からのご挨拶がありました。)
第一部は、愛知県倫理法人会副会長の武藤弘己氏から、「事業の繁栄と倫理」と題したお話をうかがいました。
「真の自分に素直に生きることが豊な生き方である。」
「仕事は自分に課せられた使命であり天職である。」
「喜んで働くと、多くの評価・喜びを頂ける。」
など、ご自身の体験に基づいた、様々な素晴らしい言葉と、その意味についてお聞きすることができました。
(武藤副会長の誠実なお人柄が伝わってくる素晴らしいお話でした。)
第2部では、倫理研究所の三好雅典参与から、「易不易」と題した講演を頂きました。
「日本列島は災害列島だが、我々の祖先は、それを生き抜いてきた。」
「危機に直面して乗り切れる経営者かどうかは、「なんとかなる」と積極的な第一声が出るか、「もうだめだ」と悲観的な声がでるかで決まる。」
「恩の意識を持っている人はバイタリティーがある」
「良心を守ることが大切。良心が曲がるのは、1.自らの歴史を忘れるとき、2.共に働いている仲間の顔を忘れたとき、3.利益を考えすぎたとき、の3つである。」
「創業者精神が経営者にとっての良心である。」
「熱意、誠意、創意の3つのうち、熱意と誠意は、変わってはいけないもの。創意はお客様に応え、開発力を出すことであり、変わっていけるもの。相手に合わせることにより、変化に応じた対応は自然にできる。」
など、日々の生活にとって大切な考え方をわかりやすくお伝えくださいました。
お二人の講話により、変わるべきことと変わってはならないことの在り方を学ぶことができた講演会でした。
(三好先生のお話は、さまざまな会社や経営者の実例に即したわかりやすいお話でした。)