7月12日は、松川町で開催された「全国オーガニック給食協議会研修会」に出席しました。
正午からは、松川町立松川中央小学校で、給食室からこどもたちが給食を運ぶ様子を見学しました。
次に、6年生の教室に移動し、給食中の皆さんに感想などを質問しました。先生方のお話では、学校に有機農産物を供給する「ゆうき農業とどけ隊」の皆様の圃場で農作業体験などをしたことなどを契機に、こどもたちの食べ残しがなくなった、とのことでした。
つぎに、私たちも地元の有機食材を使用した学校給食をいただきました。
給食にはオーガニックのにんじん、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツなど、地産地消の食材がふんだんに使われており、牛乳も地元の酪農家が生産された牛乳でした。
スープのだしも、インスタントではなく、煮干しでとっているとのお話も伺いました。とても、美味しい給食で、食べ残しなしというお話に納得しました。
午後1時30分からは、場所を松川町町民体育館に移し、「研修会」に参加しました。
冒頭、全国オーガニック給食協議会の山田正彦監事、開催地である松川町の北沢秀公町長からのご挨拶がありました。
私からは、「オーガニック給食を全国に実現する議員連盟」の共同代表代行の立場でご挨拶をさせて頂き、議員連盟の設立からこれまでの活動や、先般とりまとめた中間提言の内容などについてご報告しました。
研修では、松川町産業観光課農業振興係の宮島公香係長から「環境保全型農業を推進し、遊休農地を解消しよう」をテーマに、松川中央小学校の木下めぐ美栄養士から「有機給食の導入から食育へ」をテーマに、日本有機農業研究会の吉田太郎理事から「持続可能性には大事だけれど、無農薬、無肥料は無理じゃない?そんな疑念を持つ方へ」をテーマに、それぞれご講演をいただき、その後、出席者による質疑と意見交換が行なわれました。
午後3時30分からは、松川町ゆうき給食とどけ隊の久保田純治郎会長の田んぼの見学を行いました。
久保田さんから、有機米の生産状況や今後の取組などについて、お話をお伺いました。
続いて、松川町ゆうき給食とどけ隊の牛久保二三男副会長のの圃場を見学しました。
牛久保さんの圃場では、にんじんやさといもなどの野菜が生産されており、有機栽培の具体的な作業工程や課題などについてのお話をお伺いました。
午後5時30分からは、全国オーガニック給食協議会主催の「意見交換会」が行われました。
全国から参加された皆様と、有機農業やオーガニック給食拡大に向けた取組等について、親しく懇談をさせて頂くことが出来、大変有意義な時間となりました。
松川町立松川中央小学校の給食室で、オーガニック給食議員連盟でお話を伺った栄養士の木下めぐ美先生にお会いすることができました。
給食当番のこどもたちが給食室から給食を運ぶところです。
給食室横の有機給食についての掲示の前で、松川町の北沢秀公町長と記念撮影をしました。
給食中の6年生の教室を訪問し、給食についての感想などを聞きました。
私たちも別の教室に移動し、同じメニューの給食を美味しく頂きました。
研修会で全国オーガニック給食協議会の監事をされている山田正彦先生(元農林水産大臣)からご挨拶頂いているところです。
オーガニック給食を全国に実現する議員連盟の共同代表代行の立場でご挨拶を申し上げているところです。
松川町産業観光課農業振興係の宮島公香係長が「環境保全型農業を推進し、遊休農地を解消しよう」をテーマに講演されているところです。
3名の皆様のご講演の後で、会場の皆様からの質問に答える日本有機農業研究会理事の吉田太郎先生です。中央は松川中央小学校栄養士の木下めぐ美先生、左は松川町産業観光課農業振興係の宮島公香係長です。
松川町ゆうき給食とどけ隊の久保田純治郎会長から、有機米の栽培についてのお話を伺い、私からも質問をさせて頂きました。
松川町ゆうき給食とどけ隊の牛久保二三男副会長から、有機での畑作の具体的な作業工程などについて、詳しくお話を伺うことができました。
意見交換会で松川町の北沢秀公町長がご挨拶されているところです。
意見交換会の最後に、全員で記念撮影を行いました。