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夢のつばさ創立10周年記念式典、南原苑おおこや祭、長野県歯科技工士会創立60周年記念式典に出席

2015年10月10日 土曜日

10月10日は、午前10時半から、阿智村で開催された「社会福祉法人 夢のつばさ 創立10周年記念式典」に出席しました。

平成12年に、下伊那西部に住む養護学校生の保護者の皆さんが卒業後の進路について話し合いを始めたのをきっかけに「通所施設を考える会」が発足し、西部4村や多くの皆様の協力で、5年後の平成17に阿智村知的障害者通所授産施設 夢のつばさ が開所となりました。

以来、10年にわたり、グループホーム、ケアホーム、喫茶店、給食サービスなど、さまざまな面で事業を拡大し、定員も開所当初の20名から40名へと倍増しています。

本日頂いた10周年の記念誌には、こうした歴史や、現在の活動の様子、利用者の皆様の活き活きとした声などが収められていました。

私からは、社会福祉法人設立の際に父とともにお手伝いをさせていただいた経緯を述べるとともに、これからも応援をさせていただくことをお誓いしてご挨拶を申し上げました。


午前11時半には、飯田市下久堅の障害者支援施設南原苑で開催された「南原苑おおこや祭」を訪問しました。

ちょうど、アトラクションとして、下條村の皆さんによる「地域戦隊カッセイカマン」のショーが行われていました。
(カッセイカマンについては、ホームページをご参照ください。)
ショーの後でメンバーの皆さんと記念写真をとらせていただきました。

引き続き、お祝いのご挨拶をさせて頂き、障害者福祉の充実に向けて、皆様のご意見を伺いながら今後も努力していくことをお誓いしました。


その後松本市に移動し、長野県歯科技工士会創立記念大会に出席しました。

午後2時からは、一般公開講座として、画家・グラフィックデザイナーである原田泰治さんによる講演「一本の道」を聞きました。

諏訪で4人兄弟の末っ子として生まれ、1歳で小児まひになり、足が不自由になったこと、5歳の時、昭和20年に諏訪から現在の飯田市伊賀良に移り、条件の厳しい急斜面で両親が農業をはじめたこと、この頃に赤石山脈や天竜川を見下ろす「鳥の目」や、足もとの自然を見る「虫の目」を得たこと、中学1年で上諏訪中学に転校し、高校は定時制高校に通ったこと、このころに弁論大会やポスターコンクールで優秀な成績を収めたことなど、さまざまエピソードについてお聞きすることが出来ました。

特に感動したのは、お父さんが伊賀良で農業をしていた時に、雨が少なく、作物がうまく育たないため、なんとか水源を見つけようと、成功の保証のないまま手堀りでトンネルをほり、ついに水脈をみつけ、8枚の水田をつくった話でした。様々な困難に直面しても常に自ら道を切り開こうとするお父さんの姿は本当にすばらしいと感じました。

午後4時からは、記念式典が行われました。私からは、「歯科技工士に関する制度推進議員連盟」の視察などを通じて学んだ課題の克服に向けて、先生方のご指導も頂きながら、取り組んでいくことをお誓いし、長野県歯科技工士会の一層の発展をお祈りして、お祝いのご挨拶を申し上げました。


その後行われた祝賀会では、多くの先生方と懇談することが出来ました。その中で、現在の制度の課題等について、貴重なご提言も頂くことが出来ました。本日のお話を今後の制度の改善にしっかり生かしていきたいと思います。


(夢のつばさ開設10周年記念式典でお祝いのご挨拶を述べているところです。)


(南原苑おおこや祭でのカッセイカマンの皆さんとの記念写真です。私も地域活性化、頑張ります!)


(南原苑が、地域の多くの皆さんのお支えで発展してきたことに敬意を表し、私も障害者福祉の充実に努力することをお誓いしました。)


(長野県歯科技工士会創立60周年記念大会で講演される原田泰治さんです。)


(記念式典でお祝いのご挨拶を申し上げているところです。)