10月30日は、午前8時から開催された「信託税制勉強会」に出席し、事務局長として司会進行を行いました。
信託銀行協会の皆様から平成28年度税制改正についての重点要望事項について説明をお聞きし、質疑応答を行いました。大変充実した勉強会となりました。
午前10時からは、「自民党中央自動車道渋滞対策促進議員連盟」に出席しました。
本日は、国土交通省道路局より中央自動車道の渋滞対策の進捗状況について報告を受け、質疑を行いました。
現在、上り線の小仏トンネルに別線トンネルを建設すること、上り線の調布付近の渋滞対策として約3kmにわたって付加車線を設置することが計画されています。早期の実現に向けて応援をしてまいります。
午前11時からは、「税制調査会小委員会」に出席しました。
本日は、消費税軽減税率を議題とし、財務省より総論・議論の経緯について、対象品目・安政財源の確保、商品管理・区分経理・請求書、実施スケジュールなどの論点の説明があり、これを踏まえて出席者から意見を述べました。
私からは、
1.国民が「軽減税率」に期待しているのは、低所得者に対する税負担の軽減であり、個人事業主や小規模事業者の事務負担の増大は望んでいない。
2.ヨーロッパ型の軽減税率は高額所得者の軽減メリットが大きく、財源確保のために標準税率が20%を超える等、必ずしも理想として目指すべき制度ではない。
3.軽減税率では、高所得者の負担軽減に過半の財源が使われてしまう。当面は、社会保障に影響の出ない4千億円の財源を低所得者に確実に届けるための給付措置を行い、その上で時間をかけてしっかりとした日本型の負担軽減制度を創設した上で導入すべき。
との意見を申し上げました。
他の出席者からも、軽減税率導入の問題点を指摘する多くの発言がありました。
午後1時からは、「中央自動車道渋滞対策促進大会」に出席しました。
長野県からは、伊那市の白鳥市長、高森町の熊谷町長、泰阜村の松島村長、長野県議会議員の吉川先生と山岸先生、長野県建設部の奥村部長が出席されました。
私からは、挨拶の中で、午前中の議連開催についてご報告するとともに、交流人口の増大、地方創生のためにも中央道渋滞解消に向けて努力することをお誓いしました。
午後3時には、国際協力機構(JICA)の理事に新たに就任された伊藤直樹理事が議員会館をお訪ねくださいました。
伊藤理事は、私の大学時代の同級生でもあります。また、地元の駒ヶ根市に青年海外協力隊の訓練所があることもあり、JICAは私達にとって身近な存在です。
本日は、地元の市町村の方が各国に技術協力支援をしている実例やJICAを通じた海外の訪問団と地元自治体の交流の事例等について紹介を頂きました。
我が国の顔の見える貢献の一層の推進に向けて、伊藤理事のご活躍に期待しています。
午後3時半からは、全国若手市議会議員の会の皆様9名をご案内し、石破茂地方創生担当大臣を訪問しました。
会長である飯田市議会議員の新井信一郎先生から、地方創生に関する要望書をお渡しし、懇談をさせて頂きました。
大臣からは、地方創生のヒントとなる書籍をご紹介いただいたり、リーサスを活用した地方の産業の実態の分析の考え方等、貴重なご示唆を頂きました。
若手議員の皆様がそれぞれの地域において地方創生の原動力となってご活躍されることを期待します。
(信託税制勉強会の冒頭、石原伸晃先生から会長代行の立場でご挨拶を頂きました。)
(自民党中央自動車道渋滞対策促進議員連盟の吉田博美会長からのご挨拶です。)
(税制調査会小委員会での宮澤洋一税制調査会長からのご挨拶です。)
(中央自動車道渋滞対策促進大会の開始前に、長野県から参加された皆様と記念撮影をしました。)
(私からも、渋滞解消に向けた事業の推進に努力することをお誓いしました。)
(国際協力機構(JICA)の伊藤直樹理事との記念写真です。)
(新井会長から石破大臣に要望書をお渡しし、記念撮影をしました。)
(石破大臣からは、若手議員の先生方に、貴重なご示唆を頂きました。)