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新幹線鉄道開業50周年記念貨幣打初め式に出席しました

2014年9月18日 木曜日

9月18日は、大阪市北区の造幣局本局で開催された「新幹線鉄道開業50周年記念貨幣打初め式」に財務副大臣の立場で出席しました。

式典では、国歌斉唱に引き続き、私と、北川イッセイ国土交通副大臣、新原芳明独立行政法人造幣局理事長の3人が記念貨幣打ち初めのボタンを押し、遠隔操作により記念の千円貨幣の圧印が開始されました。

記念貨幣のデザインは、日本で最初の新幹線である「0系新幹線」とともに、日本を代表する山と花である「富士山」と「桜」を配した者となっています。また、裏面には、微細な凹凸を刻印することにより光を当てると様々な色が見える「虹色発色」といわれる加工が施してあります。

こうした説明を受けた後、圧印した貨幣と、さらに表面のカラー印刷を施した貨幣をルーペで拝見しました。

新幹線の書かれたボードに、記念貨幣の模型を北川副大臣とともに貼り付け、私と北川副大臣、新原理事長から挨拶を行い、式典は終了しました。

その後、貨幣のデザイン、金型の製造、貨幣自体の製造過程や、勲章や記念貨幣、メダルなどの製造工程を詳しく見学させていただきました。

皆様の素晴らしい職人技と、最新の機械加工技術を組み合わせた製造工程の凄さを実感しました。日本のものづくりの底力を感じた一日でした。

なお、造幣局の概要については、「造幣局のご案内(pdfデータ)」をご参照ください。


(打ち初め式でボタンを押す瞬間です。)


(圧印したばかりの貨幣を持って記念撮影。表面のカラー印刷はまだ行われていませんが、裏面の虹色発色は確認できました。)


(カラー印刷が終わった貨幣をもって、記念パネルの前で北川国土交通副大臣と記念撮影しました。)


(10円硬貨の加工をされていた土堤内靖さんは、この道30年のベテランです。)


(屋根の瓦や建物の梁など、顕微鏡を見ながら本当に微細な加工をされていました。)


(叙勲や褒章の勲章も造幣局で作られています。金属加工の仕上げや七宝焼き、さらにメッキ工程等、多くのプロの技が生かされています。)