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第187回臨時国会開会、御嶽山噴火非常災害対策本部に出席、定例記者会見開催

2014年9月29日 月曜日

9月29日は、第187回臨時国会の開会日です。

午前11時半から、自民党両院議員総会が開催され、冒頭、御嶽山噴火でお亡くなりになった方に対し、全員で黙とうを捧げました。

総理からは、今国会を地方創生国会として成果を上げていこう、と力強いご挨拶がありました。

正午からの本会議では、議席の指定、会期を11月30日までの63日間とすることの決定、常任委員長の指名、特別員会設置等が行われました。


午後12時45分には、国会正門に並び、天皇陛下をお迎えし、午後1時からは参議院本会議場で開催された開会式に出席しました。

天皇陛下をお送りした後、午後2時からの衆議院本会議では、安倍総理の所信表明演説が行われました。

災害に強い国づくり、復興の加速化、地方創生、地球儀を俯瞰する外交、成長戦略の実行などを柱に、ともに前向きに頑張っていこうという明るく力強いメッセージが込められた演説でした。


午後3時10分からは、党本部で開催された「平成26年御嶽山噴火非常災害対策本部」に出席しました。

内閣府・気象庁・防衛省から御嶽山噴火による現状ならびに政府の対応状況について説明を受けるとともに、山梨県富士山科学研究所名誉顧問・特別客員研究員の荒牧重雄先生から解説やご意見を頂きました。

質疑応答を通じて、捜索活動を困難にしている火山ガスについては、当分の間噴出が続くことが予想されること、日本における火山研究は、地震研究に比べて観測・研究のための予算や研究者数などが少ないこと、海外に比べても脆弱な体制であることなどが明らかになりました。今後、国としてしっかり取り組んでいかなければならないことを痛感しました。


午後5時過ぎからは、財務省において、副大臣定例記者会見が開催されました。

幹事社からは各社を代表して、御嶽山噴火に対しての財政当局としての対応と、補正予算編成の判断についての質問を受けました。

私からは、この度の噴火で尊い命を失われた方々に深くお悔やみを申し上げるとともに、政府として非常災害対策本部を設置して、被災状況の把握、被災者の救助、火山の観測強化と的確な情報提供などに総力を挙げて対応していることをお伝えしました。

また、本日の党での議論なども踏まえ、今後各省とよく相談しながら万全を期してまいりたい、とお答えしました。

補正予算については、足元の景気が緩やかな回復基調にあることを踏まえ、秋の臨時国会に景気対策の補正予算を提出することは考えていないこと、今後、年末の消費税判断時までに種々の経済指標が明らかになってくるので、それらをよく見極めていくとの回答をしました。


(議員会館から撮影した本日の国会議事堂です。いよいよ臨時国会のスタートです。頑張ります。)


(両院議員総会でご挨拶をされる安倍総理です。)


(御嶽山噴火非常災害対策本部での谷垣幹事長からのご挨拶です。)


(荒牧重雄先生からは、専門的な見地から貴重なご意見とご提言を頂きました。)


(定例記者会見で質問にお答えしているところです。)