2014年4月22日 のアーカイブ|日別アーカイブのページ

中小企業政策調査会の視察で神戸を訪問、衆議院本会議に出席、リニア全線早期実現を政調会長に提言、ビッグデータ議連設立総会に出席

2014年4月22日 火曜日

4月22日は、「中小企業・小規模事業者政策調査会」の視察2日目。昨日は、新神戸駅近くのホテルに泊まりました。

朝は、早めに朝食を済ませ、朝7時半すぎから歩いてホテル周辺の異人館街を歩きました。国指定重要文化財の建物も多く、美しい伝統的建築物の立ち並ぶ坂の街の雰囲気を堪能しました。


午前9時15分からは、兵庫県商工会連合会を訪問しました。地元選出の衆議院議員山田賢司先生と藤井比早之先生も合流され、木南(きみなみ)岩男会長をはじめとする役員の皆様と意見交換をさせて頂きました。

木南会長からは、大規模店やコンビニ等の出店の際に、地域の商工会や商店街に協力が得られない場合が多いのが課題の一つであること、また、会長が経営をされている運送業の課題として、20歳まで大型車の運転ができない規制があり、高卒の採用をしても戦力にならないため、規制緩和を検討してほしいとのお話をお聞きしました。


午前9時50分には、神戸商工会議所を訪問し、薮本信裕副会頭をはじめとする役員の皆様と意見交換をしました。

神戸経済は昨年はまずまずの状況だったが、消費税の影響はまだみえない状況であり、7~8割の企業が新規採用を抑えていること、商工会議所としてビジネスマッチングや、企業OBなどの外部人材の活用等にも力をいれていること等のお話をお聞きしました。


その後神戸空港に向かい、午前11時前の便で東京に向かいました。

午後1時からは、衆議院本会議に出席しました。本日は、各委員会から送付された法案の採決と、「独法通則法・関係整備法」の趣旨説明質疑が行われました。


午後3時過ぎには、「超伝導リニア鉄道に関する特別委員会」の役員で高市早苗政務調査会長を訪ね、リニアの東京・大阪間の全線早期建設に向けた財源スキームの検討状況などについて中間報告を行いました。

日本全体の成長力を高め、災害に強い高速交通網を創るためにも、大阪までの早期開業をめざして、頑張ってまいります。


午後3時半からは、「M2M・ビッグデータ議員連盟 設立総会」に出席しました。

「M2M・ビッグデータ」とは、個人の買い物や交通履歴、スマートフォンやスマートメーターなどから機械が自動的に収集した膨大なデータを指します。議連では、これを活 用した物流・インフラ管理、交通の高度化、電力の最適な供給、在庫管理、セキュリティなどの分野の発展に向けた勉強を進める予定です。

はじめに、呼びかけ人代表の衆議院議員逢沢一郎先生から趣旨の説明をかねたご挨拶があり、互選により相沢先生が議連会長に就任されました。

また、本日は、ATカーニー株式会社の吉川尚宏さんから、「M2M関連産業発展のために」と題した講演を頂き、質疑応答を行いました。

日本国内では、携帯電話通信モジュールの回線需要が2014年の1172万回線から2017年には1523万回線に、エネルギー、セキュリティ、自動車、流通、医療・ヘルスケアなど、周辺市場の規模は2014年の3248億円から2017年度の8684億円に増加するとの予想が示されました。

また、東京五輪をM2M五輪として世界にアピールすること、特に自動車のICT化によって円滑な交通を実現することが大切であるとのお話でした。

私もITS・道路調査会やG空間情報活用推進特別委員会の事務局長としても、しっかりと勉強していきたいと思います。


(今朝歩いた異人館街の地図です。)


(国指定重要文化財の「風見鶏の家」です。素敵な洋館でした。)


(兵庫県商工会連合会での懇談風景です。)


(神戸商工会議所での意見交換会の最後に記念撮影を行いました。)




(本日の衆議院本会議の議事日程です。)


(超伝導リニア鉄道に関する特別委員会の役員で高市政調会長に提言をお渡しし、懇談をさせて頂きました。)


(「M2M・ビッグデータ議員連盟 設立総会」で会長に就任された逢沢一郎先生のご挨拶です。)