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日本経済再生本部、衆議院原子力問題特別委員会理事懇談会、原子力規制PT、衆議院本会議、女性活力特別委員会に出席

2014年4月1日 火曜日

4月1日は、午前8時から「日本経済再生本部・金融調査会 合同会議」に出席しました。

本日は、株式会社経営共創基盤の富山和彦代表取締役を講師にお迎えし、「アベノミクス、持続的成長へのリアル挑戦課題 大中小、企業経営の本音と現実に効く成長戦略」と題した講演を頂きました。

「現在の日本経済は、製造業・大企業中心のグローバル経済圏(Gの世界)と非製造業・中小企業中心のローカル経済圏(Lの世界)に分かれており、この2つの経済圏は穏やかな相互依存関係にあるが、直接的な関係性を持っていないため、大企業の収益改善が中小企業に及びにくい構造となっている。」

「Gの世界では、ビジネスのオリンピックを勝ち抜けるよう、世界水準の立地競争力整備やメダリスト企業を増やすこと、Lの世界では、穏やかな退出・集約化政策と適切な規制(スマート・レギュレーション)で安定雇用と賃金の上昇を目指すことが必要。」

「Gの世界では、法人税減税、企業統治強化、規制緩和が、Lの世界では、早期再生・再編促進型の倒産法の導入、最低賃金の引き上げなどにより安定雇用と賃金の上昇を達成することが必要」

など、実際に大企業の経営や地方の企業の再生に関わっている方だけに、大変具体的で参考になるご提言を頂きました。


午前11時20分からは「衆議院 原子力問題調査特別委員会 理事懇談会」に出席しました。次回の委員会日程等について協議が行われました。


正午からは、「原子力規制に関するPT、内閣部会、経済産業部会、環境部会 合同会議」に出席しました。

本日は、国会事故調の提言の内、「提言2 政府の危機管理体制の見直し」と「提言3 被災住民に対する政府の対応」に対して講じた措置について、説明を受け、質疑応答を行いました。

私からは、「当面20ミリシーベルト以下となるよう除染を行い、最終的に1ミリシーベルトを目指す」とされている除染の基準について、適正基準がどこにあるのか、きちんと科学的な検証を行い、特に1ミリシーベルトという数字にこだわって、果てしなく除染が行われることは回避すべきであるとの意見を申し上げました。


午後1時からは、「衆議院本会議」に出席しました。本日は、「少年法」の採決と、内閣提出の「地域医療介護確保推進法」、野党提出の「介護・障害福祉従事者人材確保法」について趣旨説明と各党代表による質疑が行われました。


午後4時からは、「女性活力特別委員会」に出席しました。

本日は、これまでの有識者ヒアリングなどを踏まえた論点整理のペーパーを基に、自由討議が行われました。

私からは、女性によるインターネットを活用した起業が増えていること等を踏まえ、論点に「起業の支援」を加えるべきこと、子育て家庭への配慮だけでなく、介護者を抱える家庭への配慮が必要なこと、社会経験を積んだ女性が大学院などで学ぶことができる環境を整えることが女性の活躍の場を広げることにつながると考えられること、などの意見を申し上げました。


(「日本経済再生本部・金融調査会 合同会議」での塩崎恭久本部長代行からのご挨拶です。その右がご講演を頂いた富山和彦先生です。)


(「原子力規制に関するPT、内閣部会、経済産業部会、環境部会 合同会議」での塩崎恭久PT座長からのご挨拶です。)


(本会議場に入る前に、国会前庭の満開の桜を背景に撮影しました。)


(本日の衆議院本会議の議事日程です。)


(「女性活力特別委員会」で意見を申し上げているところです。)