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農政同友会会合に出席、障害者グループホームを視察

2010年7月28日 水曜日

本日(7/28)は、伊那市において開催された農政同友会の会合に出席し、知事選について情勢報告やお願いをしました。

現在、事業仕訳による農業支援の大幅削減により、次世代の農業を見通して設備投資をしようとする方たちに対する補助や、水路改修予算、鳥獣被害対策費などが確保できず、農業は大きな打撃を受けています。

こうした現状を認識し、国に対してもしっかりと長野県の現状を訴えて下さる知事を誕生させなければ農業の未来はありません。

会合の最後には、こうした思いを多くの皆さんに伝えていこうと、ガンバローコールで決意を固めました。


(農政同友会の皆様には、日々強力なご支援を頂いており、心から感謝を申し上げます。)

 

午後には、社会福祉法人アンサンブル会をお訪ねし、小椋年男理事長にお話を伺ってまいりました。

小椋理事長は、松川町における知的障害者授産施設の立ち上げに始まり、グループホームの建設、さらに伊那市にも授産施設とグループホームを立ち上げるなど、大きな活躍をされています。

利用者の皆さんは、クッキー作りや有機栽培により野菜作りなど、生き生きと取り組んでいます。


(今日収穫されたトマトです。とても美しいですね。)

 

近年では、重症心身障害者の通園施設を開設し、より重度の子どもたちの日中の支援もしてきました。

今年4月には、重症心身障害者の皆さんの為のグループホーム(定員5名)を開設して、月曜日から金曜日までここで暮らし、土日に親元に帰るという方式でサポートをはじめています。

新しく完成したグループホームの建物は、明るく広々として木のぬくもりが感じられる素晴らしい家でした。

通園施設での利用者の皆さんの表情も明るく、支援の温かさ、素晴らしさが感じられました。


(これが重度障害の皆様のためのグループホームです。素敵なデザインですね。)


(室内も、様々な配慮がなされた快適な空間でした。)

 

また、小椋理事長からは、現行制度における問題点や改善要望なども詳しくお話を伺うことができました。

アンサンブル会の取り組みは、全国的に見てもモデルとなる素晴らしいものです。私も応援団の一人として、支援をしていきたいと思います。