本日(7/4)は、伊那事務所の所在地である伊那市上牧清水町の皆さんが主催するマレットゴルフの開会式に出席しました。
昨日からの雨が心配されましたが、明け方には雨もやみ、素晴らしいスポーツ日和となりました。
この上牧のマレットゴルフは地域の皆様が手入れをされており、今日も朝から整備をされたそうです。
私は、祝辞をのべるとともに、始球式をさせて頂きました。こうした地域のイベントを通じて交流を深めるのはとても素晴らしいことだと思います。
(マレットゴルフが盛んなことが長野県の健康長寿にも貢献していると思います。)
引き続き、伊那市新山の「とんぼの楽園」で開催された「ハッチョウトンボ観察会」に参加しました。
今日は、「新山山野草等保護育成会」の筒井弘事務局長さんと、信州大学名誉教授で昆虫生態学がご専門の森本尚武先生がハッチョウトンボの生態などについて解説して下さいました。
「育成会」の皆様が平成15年に、この湿地におけるザゼンソウや春蘭の保護活動を始めたところ、平成16年に体長約2センチの日本最小のトンボである「ハッチョウトンボ」が生育していることが発見され、平成17年に観察用の木道を整備するなど、トンボの保護にも取り組まれるようになったとのことでした。
ハッチョウトンボは、環境省が「良好な自然環境を知る目的」として選定した生物指標昆虫です。ヤゴのまま越冬し、今が羽化の時期にあたります。寿命は約40日で、6月半ばから8月初めに見られるとのこと。
行動範囲は半径約1メートル、高さ30センチぐらいだそうです。
「とんぼの楽園」は本当に気持ちの良いところでした。「育成会」では、年に2回の草刈りをしたり、水の状況をチェックするなどの活動をされています。こうした皆様の地道な活動によって素晴らしい自然環境が守られるのだということを実感しました。
(これがハッチョウトンボの雄です。体長は約2センチ。雌は、黄色と黒の縞模様です。)
(左が森本先生、右が筒井事務局長です。今日も数百人の皆様が訪れるだろう、とのことでした。)
午後には、長野県区参議院候補者とともに、伊那市内を遊説しました。遊説カーに対して、農作業の手を休めて手を振ってくださる方が多く、感激しました。
午後6時からは、伊那市において上伊那総決起大会が行われました。弁士として、細田博之先生をお迎えし、盛大に開催することができました。県区候補者、比例区候補者からも、力強い決意を表明頂きました。
(私は主催者としてご挨拶しました。細田先生からは、政策や政局の現状について明快なお話を頂きました。)
午後7時からは飯田市において飯伊総決起大会が開催されました。比例区の候補を応援する選対の皆様にもご出席いただきました。
(飯伊の各地から大勢の皆様に駆けつけていただきました。本当にありがとうございました。)
午後8時からは、JAみなみ信州農政対策協議会の主催により「農政大転換期における緊急農政集会」が開催されました。
集会では、参議院選挙候補者に対し、「昨年の政権交代以来、地域農業の現場では様々な問題が起こっている。当選の暁には、生産現場の課題と意見を十分に踏まえ、JAグループの提言に真摯に対応して欲しい。」という趣旨の緊急要請がなされました。
会合の最後には、この参議院選挙を通じて、農業者の意思を示そうと、全員で「団結ガンバロー」を行いました。
また、会合終了後には、北部の果樹農家の皆様から、民主党政権の事業仕訳によって削減された選果場にたいする補助金の復活を求める要請を頂きました。こうした皆様の声を国政に届けるためにも、今回の参議院選挙に勝利しなければならないとの思いを強くしました。
(農政の危機を乗り越えるため、参議院選挙に向けた団結を確認した集会となりました。)