6月19日は、午前中に伊那市の株式会ジャパンバイオファームを訪問し、小祝政明会長から、次世代有機農業技術である「BLOF(Bio Logical Farming)理論」などについてのお話を伺いました。
小祝会長は、株式会社ブロフホールディングスの代表取締役社長として、BLOF理論に基づく有機農法の普及にも活躍されています。
本日は、企画推進室の石原正裕さんからもお話を伺うことが出来ました。
BLOF理論技術による土壌分析と施肥設計・有機肥料による土づくりによって、雑草を根絶し、土壌から発生するCO2を減らし、農作物の成長速度・栄養価・収穫量の増大が達成でき、農家所得の向上にもつながるとのこと。
日本でも既に1万名を超える皆さんが実践されていること、JICAとともにザンビアで取り組んだ実証事業で大きな成果を上げ、2019年には国連総会SDGsカンファレンスで最優秀賞を受賞されたこと、現在、NTTコムウェアと営農支援クラウドサービスを立ち上げ、水稲版をリリースし、今年中には果樹版と野菜版も提供開始する予定であることなどのお話を伺いました。
農水省では、みどりの食料システム戦略に基づき、2050年までに耕地面積に占める有機農業の取組面積を25%(100万ha)まで拡大する目標を掲げていますが、BLOF理論による次世代有機農業の普及が、その大きな原動力となることを感じるとともに、人材育成などの体制整備が重要であることを学びました。
有機農業の拡大は、農産物輸出拡大の基盤ともなります。今後とも、農業の成長産業化に向けて、その実現に努力してまいります。
午後には、かんてんパパホールで開催されている「写真集団アルプ 山岳写真展 山からのメッセージ」を鑑賞しました。
会場では、14名の会員の皆様の作品がそれぞれ3~4点展示されていました。
会場にいらした3名の会員の皆様に写真の解説を頂くとともに、記念撮影をさせて頂きました。
四季折々の山の美しさに触れることができ、素晴らしいひと時を過ごすことが出来ました。
株式会ジャパンバイオファームで小祝政明会長(左)と石原正裕さんからお話を伺いました。
ザンビアでの取組み(左上)では、BLOF技術でつくったトウモロコシ(右側)は、これまでの数倍の大きさに育ったそうです。
最後に、小祝会長に国連総会SDGsカンファレンスで最優秀賞を受賞された際のトロフィーを持っていただき、家内と共に記念撮影をしました。
「写真集団アルプ山岳写真展」で池田豊さんの作品の前で記念撮影をしました。
唐木清さんと作品の前で記念撮影をしました。
北澤利一さんと、作品の前で記念撮影をしました。
山岳写真展のポスターです。