11月17日は、午前9時半から、飯島町で開催された「第一回飯島町米俵マラソン」の開会式に出席しました。
飯島町の美しい風景とおいしいお米をマラソンでPRしようと企画された大会で、5kmを普通に走る一般マラソン部門と、5kgの米俵をかついで走るマッチョマラソン部門があり、多くの皆さんが参加されました。
残念ながら霧のため南アルプスと中央アルプスの素晴らしい山々が見えませんでしたが、様々な衣装をつけたり、俵をおんぶ紐で背負ったり、ユニークなランナーの出場も多く、とても楽しい大会でした。
俵は、地元の平沢福さんを講師に実行委員会の皆さんが編み方学び、編んだものだそうです。参加賞としてもらえるお米は、地元の越百山(こすもやま)にちなんで「飯島(めしのしま)の越百米(こすもまい)」と名付けられています。
選手の皆さんがスタートした後、越百米でつくったおにぎりや温かい豚汁を頂きました。
その後、帰ってくる選手の皆さんを拍手で迎えました。この大会が、今後各地からの選手の皆様を迎え、さらに発展することを期待したいと思います。
午前11には、駒ケ根市広小路付近で、「第42回長野県縦断駅伝競走」の選手の応援をしました。今日は大会二日目。松本市をスタートし、飯田市までの98.5kmを10区間に分けてたすきをつなぐレースが行われました。
駒ヶ根では、女子選手から男子中学生の選手にたすきが渡されます。ちょうど駒ヶ根では、長野市と全諏訪の選手がトップで並んでたすきを渡すところを見ることができました。全15チームの選手に、皆で拍手と激励の声をかけて応援しました。
2日間の総合成績で、1位は全諏訪チームでタイムは大会新記録とのこと。飯田下伊那チームは4位、上伊那チームは6位でした。選手の皆さんの大活躍に心から敬意を表します。
正午からは、地元の伊那市境区の主催で開催された「境区文化祭」を訪問しました。野菜の重さあてコーナーで大根の重さあてにチャレンジしたり、恒例のシクラメンを買ったり、公民館の中では、絵画やちぎり絵、手芸や書道、ガーデニングなど、様々な展示を見ました。
また、地域のそば打ち名人の皆さんに指導を受けながら、家内とともにそば打ちを体験させて頂きました。
その後、おいしいゆでたてのおそばや豚汁を頂きました。
午後4時には、「上下伊那農業委員会長と国会議員との農政懇談会」に参議院議員の吉田ひろみ先生とともに出席しました。
皆様から、TPPへの対応、農地政策における農業委員会の位置づけ、青年就農給付金の対象範囲拡大、耕作放棄地再生事業の継続、新たな米政策などについてご意見やご提言を頂き、それぞれ私と吉田先生から考え方や現在の検討状況などについてお話をしました。
約2時間にわたり、中身の濃い、充実した懇談をすることができました。
午後6時半からは、「JAみなみ信州緊急集会」に出席しました。
「TPP交渉に関する緊急要請」と「総合的な水田農業政策の確立に関する重点要請」を頂き、吉田先生と私からTPP交渉の現状や対処の考え方、水田政策の理念や検討の状況などについてお話をしました。
特に私からは、日本の農地を守り、食糧安全保障の確保を図ることが大切であり、条件不利な農地を切り捨てたり、米の価格が大暴落することがないよう配慮しながら政策づくりを行い、農業の発展を目指していくとの基本姿勢を中心にお話をしました。
(第一回米俵マラソンの会場で、5kgの米俵をかついで記念撮影。)
(開会式で、飯島町の風景とおいしいお米をアピールしながら健康づくりをめざす本大会の発展をお祈りしてお祝いの言葉を述べました。)
(実行委員長の酒井裕司さんとお子さんたちとの一枚です。酒井さんは、私の飯島町後援会の青年部長も務めて頂いています。)
(ユニークな衣装で参加された選手の皆さんたちと。)
(俵をかついでマッチョマラソンの部のスタートです。)
(10時半を過ぎたころ、霧が晴れて両アルプスがきれいに見えてきました。)
(駒ヶ根市で長野県縦断駅伝競走のたすきを渡す選手の皆さんを応援しました。)
(境区文化祭の「やさいの重さあてクイズコーナー」での記念撮影です。)
(境区公民館ガーデニングクラブの皆さんによるきれいな花の展示もありました。)
(家内とともにそば打ち体験をさせて頂きました。)
(飯島町で開催された農業委員会長の皆様との農政懇談会での冒頭のご挨拶です。)
(TPP交渉や新たな米政策に対する考え方をお話し、水田を含めた農地のフル活用を目指していくことをお誓いしました。)