本日(2/4)は、朝8時から党本部で開催された党改革委員会に出席しました。
この委員会では、現職の国会議員、および支部長出席の下で、自民党改革の在り方について検討をしています。
本日の講師は、日本経済新聞社コラムニストの岡部直明氏でした。お話は、世界の中での日本の在り方やリーダー論など多岐にわたり、大変示唆に富むものでした。
特に印象的だった言葉は、
「ダボス会議に行ったが、菅総理のスピーチになると聴衆が減ってしまう。日本の存在感が下がっている。」
「菅政権の政策は理念なき経済政策・軸なき外交だが、自民党や鳩山政権の負の遺産を引き継いでいる面もある。」
「日本は戦後最大の危機にあるが、危機を危機と感じていない。これを打開しないと日本の未来はない。特に、財政危機は軽視できない。」
「与謝野氏の政策の基本は財務省の考え方。改革しないで税金を投入しようとしている。」
「もっとグローバルな視野で政治をやらないと、地盤沈下は止まらない。日本は井の中の政治、井の中のメディアになっている。民主党のアキレス腱は国際感覚の無さ。」
「党改革はリーダーをだれにするかで決まる。リーダーには、政策の判断能力、決断力、行動力、説得力、国際的信任を得られる人であることが求められる。」
「日本は国際協調のハブになるべき」
などです。
改めて、大局的な見地から、日本のあるべき姿をとらえ、国民みんなで危機感を共有して乗り切っていくことが必要であることを感じた会でした。
(中央が岡部講師。右は細田政治制度改革実行本部長、左は塩崎党改革委員長です。)
その後伊那にもどり、夜には長野県自動車整備振興会伊那支部の全役員新年会に出席しました。
私も顧問として毎年出席させて頂いていおり、今日も皆様から様々なお話を伺うことができました。
特に、「昨年2月にスタートした伊那車検場での軽自動車車検により、松本まで高速代やガソリン代を使って車をもっていかなくても良くなり、コストや時間が節約でき、大変助かっている。」という声を多く頂きました。(経緯については、2/16のブログhttp://m-ichiro-blog.net/?p=344をご参照ください。)
長年の懸案解決に少しでもお手伝いすることができ、大変うれしく思います。
自動車はこの地域にとっての無くてはならない交通手段です。整備振興会の皆様には、これからも、新たな技術に対応しながら、さらにご活躍を頂きたいと思います。
(私も、振興会の発展をお祈りし、お祝いを述べさせていただきました。)