本日(2/1)は、駒ヶ根市にサングリーン株式会社が開所した認知症グループホーム「たのしや駒ヶ根」を訪問しました。
この施設は、9室の個室をワンユニットとして2ユニット18人の方が入居予定の施設です。
建物は、断熱構造に加え、屋根に設置した太陽光真空集熱温水器を利用した給湯・床暖房システムなどを導入し、超・省エネルギー仕様となっているそうです。実際、ほとんど空調をしていないにもかかわらず、建物全体が温かく感じました。
また、感染症対策として、万一感染された方がでても、各部屋の空調設備により他の部屋に広がらないようになっているほか、弱酸性次亜塩素酸水の空中噴霧機やキッチンでの利用等によりウィルス対策をされています。
グループホームでは、看護師や介護福祉士スタッフの皆様のサポートで、食事もユニットごとにつくるなど、家庭的な環境で、共同生活を送ることにより、認知症の症状の改善にも効果があるそうです。
将来的には、高齢者専用の賃貸住宅と診療所を併設した施設を隣接した土地に開設することも検討されているそうです。こうした、一人暮らしの高齢者の方々をサポートする施設はこれから益々必要となります。「たのしや駒ヶ根」が地域の良いモデルとして発展されることを期待したいと思います。
(左が社長の井坪義文さん、右は介護事業支援室長の下平憲夫さんです。お話を聞かせて頂き、ありがとうございました。)
夕方には、上伊那左官事業共同組合の新年会に出席しました。
住宅建設の落ち込みなど、環境は厳しいとのことですが、近年、珪藻土や漆喰のもつ殺菌効果や調湿効果など、健康な住環境をつくる機能が注目されています。健康元気な長野県をさらに発展させるためにも、技術集団である左官組合の皆様の活躍をお願いしたいと思います。
(組合の皆様に活躍頂けるよう、政治も未来への明るい展望を示す責務があると思います。)
その後、飯田市で開催された飯田精密機械工業会の新年会に出席しました。
飯田下伊那には、素晴らしい技術力をもった企業がたくさんあります。今後の、三遠南信自動車道やリニア中央新幹線の開通を見据え、広域的なビジネス連携なども進め、是非地域の基幹産業分野としてさらに発展していただきたいと思います。
(懇談の中で、前向きに取り組む皆様のお話を伺うことができました。)