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みどり委員会で千葉県での現地視察を行い、神道政治連盟国会議員懇談会に出席しました

2024年6月10日 月曜日

6月10日は、午前8時30分に、党本部を出発し、「自由民主党農林政策調査会 環境と調和した持続可能な農業推進委員会(みどり委員会) 」の現地視察のため、バスで千葉県いすみ市に向かいました。

午前10時45分から、いすみ市役所において、「いすみ市との意見交換」を行ないました。

冒頭、総合農林政策調査会の江藤拓会長とみどり委員会の野中厚委員長からご挨拶があり、続いて、いすみ市の太田洋市長からご挨拶をいただきました。

続いて、いすみ市農林課有機農業推進班の鮫田晋班長から「いすみ市における有機農業推進の取組」についてご説明いただき、意見交換を行ないました。

様々な有機農法技術を学び、有機米の作付けの技術を確立した経緯や、給食向けに購入する際に、慣行米との差額を補助することにより、有機米に取り組む農家の経営も安定しているとのお話を伺い、全国のモデルとなる取組だと感じました。

正午過ぎからは、オーガニック給食を提供しているいすみ市立大原小学校において、有機給食の試食を行いました。

本日の献立は、いすみ市産有機コシヒカリ『いすみっこ』を使用したご飯、いすみ市産有機長ねぎを使用した小籠包、いすみ市産有機人参と有機長ねぎおよび有機玉ねぎを使用したマーボー豆腐、中華風和え物、千葉酪農農業協同組合の牛乳で、大変美味しい給食でした。

続いて、酒井実校長先生にご案内いただき、5年生の教室において学校給食の食事風景を視察しました。給食をとるこどもさんたちの笑顔が印象的でした。

午後1時過ぎには、バスで千葉県八街市に移動し、午後2時20分からは、有機農産物とその加工品の販売をされている「株式会社自然農法販売共同機構」で、荷受け・パッキング作業・保管庫・直売所の視察をさせて頂きました。

関根雄二代表取締役と田村貴美執行役員営業部長から、これまでの経緯や取組についてご説明を頂き、意見交換を行いました。

輸送や作業、保管の際の温度管理を厳格にされていること、システム投資にコストをかけ、バーコード付きのシールなどで、トレーサビリティーを確立するなど、有機JASの商品には流通コストがかかる、とのお話が印象に残りました。

午後3時20分からは、有機農産物の生産と販売、有機農業の農業経営・栽培技術指導をされている「株式会社シェアガーデン」のピーマン、ミニトマト、ケールの圃場とニンニク加工場を視察しました。

株式会社シェアガーデンの齋藤伊慈代表取締役社長、株式会社シェアガーデンホールディングスの深津弘行代表取締役社長、株式会社オーガニックパートナーズの稲葉暁信代表取締役社長よりハウスでの栽培状況や有機農業の実践について説明を頂き、意見交換を行いました。

午後4時前には、バスで現地を出発し、午後5時30分前に、党本部に到着しました。

本日の視察を通じて、有機農業の先進事例を学ぶとともに、全国への普及に向けて、いくつかの課題も認識することができました。

午後5時30分すぎからは、「神道政治連盟国会議員懇談会総会並びに神道政治連盟地方議員懇談会及び都道府県本部役員との懇談会」に出席しました。

総会では、神道政治連盟国会議員懇談会の中曽根弘文会長のご挨拶に続いて、議事では、今後の運動方針などについて協議が行われ、了承されました。

6時過ぎから開催された懇親会の会場では、長野県神社庁関係者の皆様にお会いしてご挨拶をしました。


いすみ市役所で、みどり委員会の野中厚委員長がご挨拶をされているところです。


いすみ市の太田洋市長からご挨拶頂いているところです。


いすみ市役所の玄関での記念写真です。左から、上田英俊先生、江藤拓先生、いすみ市の太田洋市長、私、野中厚先生、猪口邦子先生です。


大原小学校で、校長の酒井実先生からご挨拶を頂いているところです。


本日頂いた有機農産物中心の給食です。とても美味しく頂きました。


教室には、5年生で米づくりに挑戦した際の写真が掲示されていました。土づくり、田んぼづくり、田植えと、すべて工夫しながら手作りされていました。


写真下に見える青いブルーシートに囲まれたところが、手作りの田んぼと植えられた稲です。


大原小学校の玄関前での記念写真です。いすみ市から、有機の野菜やお米などをおみやげに頂きました。


自然農法販売共同機構の関根雄二代表取締役(写真右)に、施設内をご案内いただきながら説明を頂きました。


倉庫には、氷詰めされた塩尻有機栽培研究会のブロッコリーが届いていました。


箱で届いた千葉県産の有機栽培のにんじんを取り出し、決められた量を袋詰めする作業をされているところです。


袋詰めされたにんじんには、有機JASの認証マークとトレーサビリティ用のバーコードが入ったシールが貼られていました。


施設内の一角に設けられたオーガニック野菜の直売所です。特に、規格外のものは、およそ半値で販売されていました。


シェアガーデンの齋藤伊慈社長から、有機のピーマンの生産について説明を受けているところです。


隣には、害虫被害防止のネットがかけられたケールの畑が広がっていました。


ハウスの中で元気に育つミニトマトです。


熟したミニトマトを試食させていただきまた。濃厚な味でとても美味しく、感激しました。


右から、野中厚先生、私、東京大学医学部付属病院の渡邉林治特任講師、シェアガーデンの齋藤伊慈社長、江藤拓先生、上田英俊先生、シェアガーデンホールディングスの深津弘行社長、オーガニックパートナーズの稲葉暁信社長です。


神道政治連盟国会議員懇談会総会で中曽根弘文会長がご挨拶をされているところです。


懇親会の会場では、長野県神社庁関係者の皆様にお会いすることができました。