8月2日は、午前11時前に、駒ケ根市の伊藤祐三市長、飯田市の佐藤健市長、伊那市の白鳥孝市長をはじめとする皆様と財務省を訪ね、主計局公共事業担当の坂本成範主計官に「一般国道153号の整備促進及び道路財源確保」、「一般国道153号伊駒アルプスロード整備促進」、「三遠南信自動車道整備促進」、「天竜川上流治水事業促進」についての要請を行いました。
特に、私からは、地方創生の基盤である各道路事業と、戸草ダムの建設を含む治水事業の推進の必要性を訴え、引き続きの予算の確保をお願いしました。
午後3時からは、「街の酒屋さんを守る国会議員の会 総会」に出席しました。
冒頭に田中和徳会長からご挨拶があり、この中で、甘利明先生が最高顧問に就任されることが紹介されました。
次に、全国小売酒販組合中央会の吉田精孝会長のご挨拶と甘利明先生からご挨拶を頂きました。
全国小売酒販組合中央会の水口尚人理事からは、デジタル庁による「デジタル原則に照らした規制の一括見直しプラン」による酒税業組合法の解釈変更は、議員立法の趣旨に反するので見直しを実施しないよう求めるとの趣旨で、ご要望を頂きました。
さらに、デジタル庁と国税庁からこれまでの経緯などについて説明を受け、意見交換を行いました。
私からは、販売場ごとに酒類販売管理者を置くことをやめ、兼任を認めれば、議員立法で実現しようとした「アルコール健康被害の発生等の防止」が出来なくなること、酒類販売管理者情報の書面掲示をやめてHP等の掲示になれば、消費者が販売場での確認もできなくなる弊害があることを述べ、デジタル庁の提案が不適当であることを申し上げました。
午後4時半からは、「経済成長戦略本部」に出席しました。
本日は、内閣府から「物価の動向について」、資源エネルギー庁から「エネルギー価格高騰への対応について」、農水省から「農産物生産コスト1割減に向けて創設される新しい支援金等について」、総務省から「地方公共団体における原油価格・物価高騰等対策について」、厚労省から「春闘、最低賃金など」について、それぞれ説明をうけ、質疑を行いました。
出席議員の多くから、コスト上昇分の価格転嫁を実現することが重要であるとの意見が出されました。
私からも、中小企業の経営の持続可能性を確保するため、公正取引委員会と中小企業庁が進めている、下請けGメンや優越的地位の乱用Gメンの取り組みを徹底し、コスト上昇分を取引価格の改定につなげられるよう、大企業に対する指導や、悪質な場合の公表などを行うべき、との意見を申し上げました。
左から、飯田市の佐藤健市長、伊那市の白鳥孝市長、財務省の坂本成範主計官、駒ケ根市の伊藤祐三市長、私です。
各市町から要望内容について説明を頂いた後に、私からも各事業の重要性について説明をしました。
街の酒屋さんを守る国会議員の会での田中和徳会長のご挨拶です。
経済成長戦略本部での小里泰弘本部長のご挨拶です。