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衆議院予算委員会と衆議院本会議で補正予算可決、綜學勉強会に出席

2018年1月30日 火曜日

1月30日は、昨日に引き続き衆議院予算委員会が開催され、午前中に平成29年度についての基本的質疑、午後に締めくくり総括質疑が行われました。質疑終局の後に討論と採決が行われ、賛成多数で可決されました。

引き続き、衆議院本会議において、委員長報告と各党による討論が行われ、起立採決の結果、補正予算が可決されました。

本会議の後、予算委員会理事会が再開され、次回の委員会についての協議などが行われました。


午後6時からは、「綜學勉強会」が開催されました。本日は、講師の林英臣先生から、「憲法十七条」がつくられた歴史的背景や、各条文の内容についてのお話を頂きました。

憲法十七条は、国民意識の向上を図るための就業心得ともいうべきものであることがよく理解できました。

以下、各条の内容を私なりに意訳すれば、

「和を以て貴しとなすべし」
「仏教を敬うこと」
「天皇の詔を受けた場合、謹むこと」
「官僚も国民も礼を本とせよ」
「わいろなどを排し、公平に民の訴えに対応せよ」
「悪を懲らし善を勧めよ」
「賢人・哲人を官に任ずべし」
「官僚は遅刻、早退することなく、公事にあたるべし」
「言葉が信じられる事が正義の本である」
「お互いにどちらが絶対的に正しいということはない。独断専行ではなく皆とともに行うこと」
「功を賞し、罪を罰すべし」
「二重課税はやめよ」
「官僚は、まわりの人の仕事の大切さを知り、助け合うべし」
「嫉妬をするな」
「私を捨て公に向かうのが臣下の道である」
「春から秋は、農繁期であるので、民を使うな」
「大事を論ずる際には、衆とともに論ずれば、筋道が通った結論を得ることができる」

となります。

約1400年前の日本においても、組織や人事、仕事の仕方などで現代と同じような課題を抱えていたことがわかります。同時に、聖徳太子がいかに人を深く理解していたかということがよく分かりました。私自身も、これらの教えを日々の生活や活動に活かしていきたいと思います。

素晴らしいご講演を頂いた林先生に感謝申し上げます。


(朝8時35分から開催された衆議院予算委員会理事会の様子です。)


(締め括り総括質疑において答弁する安倍総理大臣です。)


(補正予算の起立採決が行われ、起立多数で可決されました。)


(衆議院予算委員会の発言表です。)


(衆議院本会議の議事日程です。)


(綜學勉強会の冒頭に、世話人を代表して私からご挨拶を申し上げているところです。)


(林英臣先生からご講演を頂いているところです。)