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三峰川総合開発事業促進期成同盟会に出席、山の遊び舎はらぺこを訪問

2017年9月25日 月曜日

9月25日は、午前10時から伊那市役所で開催された「三峰川総合開発事業促進期成同盟会平成29年度総会」に出席しました。

三峰川は天竜川に流れ込む最大の支流で、これまでも美和ダムなどの治水事業が進められてきました。

私からは、近年の集中豪雨の状況や再生可能エネルギー拡充の必要性などから考えて、三峰川上流における戸草ダム建設に向けた検討を進めるべき時が来ていることを申し上げ、その実現に皆様と共に努力していくことをお誓いしました。


午後11時過ぎからは、伊那市東春近にある「NPO法人 山の遊び舎はらぺこ」を訪問しました。

「山の遊び舎はらぺこ」は、今年開設13年目を迎える認可外保育園で、2歳から就学前までの子どもさんたち27名が、自然の中で様々な遊びを工夫しながら元気に活動しています。

空き家を改修した園舎の中では、今日が誕生日の子の希望で、お化け屋敷ごっこが行われており、みんなそれぞれが手作りのお化けのお面をつくって元気に遊んでいました。

お庭を歩きながら、NPO法人の阿部大輔理事長と、小林成親先生、運営にも関わっているお母さま方からお話を伺いました。

自然の中で、みんなで知恵を出しながら、遊びを考える、野菜などの農産物を育てる、四季折々の植物や昆虫などと触れ合うなど、一生の宝となるような体験を重ねているとのお話を伺い、とても素晴らしい取り組みだと感じました。

本園は、長野県の「信州型自然保育認定制度」による支援を受けており、この認定を受けている保育園は、長野県の保育園800園の内の約150園だそうです。

自然の中で子育てをしたい、と移住してくる人も多いとのお話を伺い、嬉しくなりました。こうした取り組みがさらに広がっていくことを期待したいと思います。


(三峰川総合開発事業促進期成同盟会総会でご挨拶をしているところです。)


(NPO法人 山の遊び舎はらぺこの庭にある炉の前でNPO法人の阿部大輔理事長(左)と、小林成親先生からお話を伺いました。)


(炉の中には、栗がありました。自然の栗を、焼いてみんなで食べたそうです。火を扱うのは、5歳の年長の子たちの特権とのこと。)


(園舎のすぐ横には農地がありました。小麦、ダイコン、カブ、ハクサイ、玉ねぎなどを育てているとのこと。)


(隣接する林もみんなの遊び場。手前の堀は、春から夏は湧き水が流れる小川になるそうです。後ろの斜面では、ソリ遊びが行われるとのこと。)


(子どもたちが育てた大麦からお母さん方がつくった麦茶を頂きました。風味豊かでとても美味しいお茶でした。)