11月8日は、自由民主党農林水産戦略調査会TPP地方キャラバンの北海道視察の2日目で、本別町、北見市、美幌町を訪問しました。
午前7時半にホテルを出発し、午前8時半から北海道糖業本別製糖所を視察しました。途中、収穫されたビートを運び出す作業や、収穫機などを見学しました。
北見市への移動中、陸別町の道の駅で休憩しました。ここは、かつてはふるさと銀河線の駅でしたが、現在は観光鉄道として体験乗車などが行われています。
お昼前に北見市に到着し、昼食の後、午後12時半から野菜・果樹・畑作を中心とした「オホーツク農協組合長との意見交換会」に出席しました。
皆様からは、中長期的な経営の強化のための支援をお願いしたい、など、建設的なご提言を頂きました。
その後、午後3時過ぎから地域の6農協で組織された美幌地方農産加工農協連合会の運営するでん粉工場と工場排水の現場を視察しました。
約50年前に創業した工場の機械が、現役で稼働している現場を見学するとともに、工場排水の課題についてもお話を伺いました。
視察の後、女満別空港に移動し、午後6時半過ぎの飛行機で羽田に向いました。
農家戸数が減少する中でも、規模拡大を行うなど、様々な努力で発展してきた北海道農業の力強さを感じた視察でした。
(朝から雪が降り始め、圃場も白くなっていました。)
(製糖所に向かう途中、収穫された原料のビートをパワーショベルでトラックに積み込む作業を見学しました。)
(ビートを収穫するハーベスターです。後ろの風車のような部分が回転し、ビートは上方に運ばれて収納され、葉っぱの部分は土地にすきこむ仕組みだそうです。)
(トラックで運ばれたビートが、製糖所の敷地内に積まれているところです。)
(北海道糖業本別製糖所です。ここで多くの工程を経て砂糖がつくられます。)
(畑作小委員会事務局次長の中川郁子先生(左)、吉川貴盛団長とともに。後ろは、砂糖の袋を2台のアームロボットがパレットに積んでいるところです。)
(北海道糖業の皆様と意見交換をさせて頂きました。)
(移動中に立ち寄った陸別の道の駅にあったステンドグラスには、マイナス30度を示した温度計のデザインが。陸別は日本で一番寒い町として知られています。)
(この道の駅は、旧ふるさと銀河線の駅でもあります。現在は観光鉄道として体験乗車などが行われています。)
(網走線(池北線)から、ふるさと銀河線、ふるさと銀河線りくべつ鉄道への変遷の記事が掲示されていました。)
(北見市で開催された「オホーツク農協組合長との意見交換会」の様子です。)
(意見交換会の最後に、私からも御礼のご挨拶を申し上げました。)
(美幌地方農産加工農業協同組合連合会の皆様から、これまでの歴史や澱粉と蛋白生産の工程などについてお話を伺いました。)
(工場の中を見学させていただきました。規模の大きさを実感しました。)
(工場の排水は、配管とポンプで3kmほど離れた広大な湿地に運ばれて排出されています。さらなる排水の水質浄化が必要なことなど、課題についてお話を伺いました。)
(全ての行程を終え、女満別空港で同行された皆様と記念写真を撮影しました。)