10月23日は、午前8時から環境部会に出席しました。
本日は、除染に関するIAEAの視察についての経過と概要説明を環境省から受けるとともに、地元首長として伊達市の仁志田昇司市長からご意見を頂きました。
特に、生活圏を線量が高い地域A地域、A地域に隣接し年間積算線量が5mSvを超えるB地域、年間積算線量が5mSv以下のC地域に分けて適正な予算配分を考えて除染を進めている伊達市の先進的な取り組みは大変参考になりました。
また、IAEAの助言として述べられた「1~20mSv/年という範囲内のいかなるレベルの個人被曝線量も許容しうるものであって国際基準等に整合したものである」ということや、市民41820人のガラスバッジによる年間測定結果を踏まえ、「5mSv/年が除染の目標として適切であると考えるので、国としてきちんと基準を提示してほしい」という仁志田市長の提言を重く受け止めるべきであると感じました。
午前9時からは、自民党養豚議員懇話会に出席しました。
本日は、懇話会の大島理森会長のご挨拶に引き続き、日本養豚協会の志澤勝会長からご挨拶を頂き、懇話会として議員立法の準備をすすめている「養豚振興法案(仮称)」の大綱について説明をうけ、意見交換を行いました。
今後、葉梨康弘事務局長を座長として、法案の詳細設計や要綱の作成作業を行っていくこととなりました。
午前9時40分ごろから、伊那市立富県小学校、手良小学校、西箕輪小学校の皆さんが国会見学に来られました。
参議院議員吉田ひろみ先生とともに皆さんをお迎えをし、国会についての説明やご挨拶をしました。この中から、政治家を目指す人も育ってほしいと感じました。
午後1時半すぎに議員会館を出発して、地元に向かい、午後4時から箕輪町で開催された「伊那谷アグリイノベーション推進機構設立記念式典ならびに祝賀会」に出席しました。
この機構は、平成24年3月に信州大学農学部が中心となり、企業・団体・行政機関ならびに大学からなる発起人会ができ、準備を進めてきたもので、大学が蓄積してきたシーズを企業・各種団体のニーズと結び付け、産学官連携の取り組みの強化により、地域の農林畜産業、食品産業および関連産業の活性化を図ることを目的としています。
本日は、記念シンポジウムとして記念講演やパネルディスカッションも行われました。
私は、午後4時過ぎから行われた記念式典に出席し、伊那谷を理想郷として発展させるための核となる組織として、その活動に大いに期待しています、とのお祝いの言葉を述べました。
その後の祝賀会でも、多くの皆様と、様々なアイデアや夢を語ることができ、とても楽しいひと時でした。
(「環境部会」での片山さつき新部会長のご挨拶です。左端が伊達市の仁志田昇司市長です。)
(自民党養豚議員懇話会で、日本養豚協会の志澤勝会長からのご挨拶を伺っているところです。)
(伊那市立富県小学校の皆さんに、国会の役割等についてお話をしているところです。)
(伊那市立手良小学校の皆さんに、「夢、努力、友情」を大切に、とお話をしました。)
(伊那市立西箕輪小学校の皆さんに、将来の伊那谷や日本を背負って活躍して下さい、とお話しました。)
(午後4時前に式典会場に到着し、シンポジウムの最後の部分を聴くことができました。)
(記念講演とシンポジウムに参加いただいた農林水産省の皆川芳嗣事務次官(左から2人目)を囲んで記念撮影をしました。)
(私からは、この機構に対して大いに期待しています、との趣旨でご挨拶をしました。)
(信州大学農学部の5人の学生の皆さんが研究発表を行いました。これは、信州大学で育成したリンゴ品種の紹介のスライドです。)
(伊那食品工業の塚越寛会長も、機構に対する期待のご挨拶をされました。特に、関係する皆さんが継続的に気軽に意見交換できる場の設定が大切であることを指摘されました。)