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伊南倫理法人会イブニングセミナーに出席

2010年11月24日 水曜日

本日(11/24)は、駒ヶ根市で開催された伊南倫理法人会イブニングセミナーに出席しました。

本日の講師は、松戸市中央倫理法人会相談役の矢吹昌史先生です。
テーマは「ぱどきゃん」。Plan(計画)、Do(実行)、 Check(反省)、 Action(検討)のいわゆるPDCAサイクルをもっと言いやすくということで考えた呼び方だそうです。

PDCAサイクルは、様々な問題点を明らかにし、人の仕事の質(品質)を総合的に向上させるTotal Quality Controlの為に有効な手法です。

そのポイントは、

1.計画を立てる時には、「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どうやって、どこまで」やるのかを明確にすること。
2.現状維持は退歩につながる。現状打破を心がけることが大切。
3.お客様志向を徹底し、組織内部のセクショナリズムをなくす。組織の他のセクションもお客様と思い対応すること。
4.クレームなどの問題点はデータ化して、可視化することが大切。
5.明らかになった主要な問題点に的を絞る重点化を行うこと。また、それに対応する決心をすることが大切。
6.改善点などはマニュアル化し、文章化して記録に残すことが大切。これにより、次に伝えることができる。
7.問題(悪さ加減)は、根本原因を示す宝の山。
8.マイナス発想よりプラス発想を。 成果=能力×熱意×考え方。(どれか一つでもマイナスなら全体がマイナスになる)

気付いたことをすぐやればできる。
人間は、その気になったときに進歩する。

大切なのは、「明朗(ほがらか)」、「愛和(なかよく)」、「喜働(よろこんではたらく)」、そのためには「純情(すなお)」であることが必要。

以上のようなお話をお聞きし、改めて自分自身、そして現在の政治や政党の在り方についても、しっかりとした分析と反省を行い、改革を進めていかなければならないということを強く感じました。


(矢吹先生は、自らの体験を交えながら、明快なお話をしてくださいました。)

 

セミナーの後、矢吹先生を囲んで懇談会が開催されました。ここでは、本日のお話に関連して、メンバーのお一人がもってこられた「本気」という詩が話題になりました。長嶋茂雄さんが好きな言葉として紹介されたものだそうです。

インターネットで調べると、大分県出身で昭和44年になくなられた後藤静香(ごとうせいこう)という方の言葉だそうです。

   「本気」

 本気ですれば
 たいていな事ができる

 本気ですれば
 なんでも面白い

 本気でしていると
 だれかが助けてくれる

 人間を幸福にするために
 本気ではたらいているものは
 みんな幸福で
 みんなえらい

        後藤静香

 

とても良い言葉ですね。懇談会では、「必死」ではなく「本気」でなければ成功しない、というご意見もありました。

私も、「人間を幸福にするために本気で」はたらいていきたいと思います。


(懇談会の最後に、矢吹講師を囲んで記念撮影。皆さん、いい笑顔ですね。)