本日(10/7)は、飯田市議会議員の清水勇先生にご同行を頂き、飯田市龍江の皆様をお訪ねしました。
今日も、多くの方にお会いすることができ、ご苦労やご活躍の様子をお聞きすることができました。
森田和市さんは、40年以上、桜にまつわる活動を続け、1972年以降、自宅で桜苗木を育成し、1500本以上の桜を各地に植栽するとともに、南信州の古木桜の保護活動をされています。現在は、日本花の会評議員、桜の名所づくりアドバイザー、南信州日本花の会代表などをつとめておられます。
10月19日には、高崎で景観まちづくり講演会の講師をされるとのこと。日本を桜のパワーで元気にする森田さんの益々の活躍を期待したいと思います。
(飯田下伊那の桜の名木の発見など、森田さんの貢献は地域にとっても大きいと思います。)
旅館「丸山の湯」の吉沢重治社長は、戦後お父様が開業した温泉旅館を継ぎ、現在は旅館組合のトップも務められています。
〇 各旅館では、テレビの地デジ化への投資などに、新たな資金が必要になっている
〇 一方、エコポイント制度により、15台の購入で4台分のポイントが得られ助かった
〇 組合加入の旅館の中には、資金繰りが苦しくて固定資産税を払えないと、それを理由に制度資金が借りられないという例があった。支援の在り方をもっと考えるべきではないか。
〇 飯田下伊那には最盛期160軒の旅館があったが、現在は69軒に減っており、多くの場合後継ぎがいない
など、旅館業の厳しい現状についてお聞きしました。
今後、三遠南信自動車道の開通やリニア新幹線の実現により、多くの方々に飯田下伊那を訪ねて頂けるよう、旅館の皆様には、その魅力をさらに磨いて発展していただきたいものです。
(とてもエネルギッシュな吉沢社長です。様々なお話をお聞かせ頂き、本当にありがとうございました。)
「龍峡亭」は明治初期のお茶席に端を発した天龍峡の渓谷沿いに建つ名門の温泉宿です。
飯田市の天龍峡の観光振興策に呼応し、地域の観光施設やおみやげやさん、飲食店などの女性が「昭和乙女の会」を結成し、観光マップを作ったり、イベントを企画するなど、様々な活動を展開されています。
今年は、25年ぶりに「天龍峡盆踊り」を復活させ、多くの皆さんでにぎわいました。これからも、「和」をテーマにイベントを企画していきたいとのこと。是非、女性パワーでこれからも頑張って頂きたいものです。
(3代の女将さんとともに、天龍峡の絶景を見下ろす部屋で記念撮影をさせて頂きました。)
「天龍峡農園」では、創業昭和5年以来観光りんご狩りをおこなっておられます。特に昭和25年以来、化学肥料や除草剤を使わないこだわり農法でおいしいりんごをつくっています。
今日は、しぼりたての120%!リンゴジュースを頂きました。ジュースは、もぎたて、しぼりたてが一番おいしいとのお話でしたが、まさにそれを実感しました。
(ご家族皆で経営に取り組んでおられます。ホームページ(http://tenryukyofarm.com/)も充実しています。)
「柴本農園」さんは、天龍峡ではもっとも多くの方々が訪れる観光農園です。広い駐車場、広々と歩きやすいリンゴ畑、農園の中にイスとテーブルがあり、リンゴの木を見ながら休めるようにするなど、さまざまな工夫をされています。
特に、障害者の皆さんが利用できるバリアフリーのトイレがあるのが好評で、多くの車いすのお客さんが来られるとのこと。
2008年には息子さんが東京から帰ってこられて、活躍しています。後継者の方が頑張っているのは本当にうれしいですね。
(広々と明るい農園で、見事なりんごがなっていました。ホームページ(http://www.e-ringo.com/)も是非ご覧ください。)