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伊那市内の皆様を訪問、輝く77県民の会解散式に出席

2010年9月21日 火曜日

本日(9/21)は、伊那市内の支援者の皆様をお訪ねしました。

株式会社ミヤシタフーズでは、宮下裕社長と、奥様にお会いし、様々なお話を伺うことができました。

ミヤシタフーズは業務用の卵焼きの生産からスタートした会社ですが、消費地に近いところで生産するニーズが高いことから、食品製造機器の設計、製造、販売を手掛け、現在は、世界各国にも輸出をされています。

生産している食品も、たこ焼きやお好み焼き、クレープケーキなど多岐にわたっており、多角的な経営をされています。


(奥様にも、後援会の幹部役員をお務め頂くなど、ご夫妻で本当にお世話になっています。)

 

近年は、食品残さの有効活用にも乗り出しています。お好み焼きなどの生産ででるキャベツの芯などをキャベツ農家の畑にすき込み、有機肥料の補完として活用したところ、良質なキャベツが生産できたとのことです。生産したキャベツは、全量、契約価格で買い取ることにより、農家の安定収入にもつながっており、食品リサイクルのモデルとなる取り組みだと思います。


(キャベツの芯などを畑にすき込む作業の写真を見せていただきました。)

 

また、現在は、ボイラーなどの廃熱の有効利用に取り組んでおられます。大手食品メーカーの生産過程で出る農産物の搾りかすを撹拌しながら、ボイラーの排気熱を利用して乾燥する装置を作ったところ、良質な肥料や、豚の肥育に有効な飼料などができることが分かったそうです。新たな熱源を必要としないため、CO2削減にも大きく貢献するとのこと。まさに一石二鳥の取り組みといえます。

色々な新規事業を展開し、発展している秘訣をお聞きしたところ、「新たなものに取り組む際には、内部留保などの余裕を確保し、リスクをとることが大切。特定の分野のみで突き進んで、資金繰りがどうにもならなくなってから新しい分野を開拓しようとしても無理だ。」とのお話でした。やはり「遠くを図る経営」が大切であることを実感しました。

 

まだ、伊那市富県地区では、6月にも訪問した橋爪庄一さんにお会いすることができました。

今日は、全員総出でトルコキキョウの出荷作業の真っ最中でした。現在約20棟のハウスで栽培をされているとのこと。ちょうど花の需要期であり、お手伝いの方を含め、大忙しのご様子でした。

橋爪さんには、長年にわたって強力にご支援を頂いており、今日も、来るべき戦いにむけて、しっかり頑張れと激励を頂きました。


(作業棟の中は花でいっぱい。皆様お忙しい中、写真撮影に応じて下さいました。)

 

夜には、先の長野県知事選挙で腰原愛正(こしはらよしまさ)候補を応援した「輝く77県民の会」伊那支部の解散式が開催されました。

腰原さんも、はるばる大町市から駆け付けて下さいました。

私も顧問を代表して、「短期間の選挙戦で伊那市では2500票弱、相手候補を上回る得票が得られたのは、ご列席の皆様のお力の賜です。もう少し時間があれば、という残念な思いがありますが、この戦いを通じて得た絆をこれからも大切にするとともに、腰原さんにも、ご活躍、ご指導を頂きたいと思います。」との趣旨でご挨拶をしました。


(会長を務めた小坂樫男前伊那市長を筆頭に、結束して戦った皆様が一堂に会し、腰原さんと懇談することができました。)