12月14日は、午前9時15分過ぎに首相官邸に赴き、松野官房長官に農林水産大臣の辞任願を提出しました。
現在、私の所属する清和政策研究会のパーティーを巡る問題で政治に疑念を抱かれる状況となっております。私の政治資金については法に則り適正に処理されていると認識しておりますが、国政に遅滞を生じさせることがあってはならないとの観点から総合的に判断をして職を辞するとの決断に至りました。
9月13日の農林水産大臣就任から、およそ3か月間、食料・農業・農村基本法の見直しや、食料安全保障強化への取組、農林水産関係予算への対応、東日本大震災・原子力災害からの復旧・復興およびALPS処理水への対応、日ASEANみどり協力プランの採択、高病原性鳥インフルエンザへの対応、花粉症対策 初期集中対応パッケージのとりまとめ、水産政策の改革と海業の推進など、大きな転換点を迎えている農林水産業の直面する諸課題に向き合い、解決のための政策の実行に全力で取組んで参りました。
志半ばで、大変残念な思いでありますが、政治の信頼回復に向けた一歩となることを願っております。その上で、今後は一議員の立場で、日本の農林水産業の持続的な発展をめざして全力で努力をして参る所存です。
本日は、午前9時30分過ぎに農林水産省に登庁し、大臣室にて、武村展英副大臣、鈴木憲和副大臣、舞立昇治大臣政務官、高橋光男大臣政務官に退任のご挨拶を行いました。
午前11時からの農林水産大臣退任会見では、退任の報告を行い、記者の皆様からの質問にお答えをしました。
午後1時30分過ぎからは、議員会館内会議室で、「⻑野県遺族会と県選出国会議員合同要望集会」に出席しました。長野県遺族会の皆様から、戦没者遺族の処遇改善および福祉向上に関する要望を頂きました。私からは、戦争の記憶を次世代に伝承する「平和の語り部」事業を通じ、世界の恒久平和に寄与頂くことをお願いしご挨拶を申し上げました。
共に農林水産行政の推進にご尽力を頂いた副大臣と大臣政務官の皆様との記念写真です。
大臣室で、私を支えて下さったスタッフの皆様との記念写真です。
退任会見で、記者の皆様からの質問にお答えをしているところです。
長野県遺族会の皆様より要望書を頂き、懇談をしました。