11月25日は、佐賀県鹿島市の養鶏場において、今シーズン初となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認をされたことから、急遽 出張先の愛知県から帰京し、緊急の対策会議に出席にしました。
午後1時前には、「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」を開催し、総理指示に基づき、本部長である私から、当該農場の飼養家禽の殺処分及び焼埋却並びに移動制限区域及び搬出制限区域の設定や、発生農場周辺の消毒強化と主要道路への消毒ポイントの設置、武村展英 農林水産副大臣と山口祥義 佐賀県知事との面会実施を通じた連携強化、疫学調査チームの派遣、都道府県及び関係府省庁との十分な連携のもと関係者への正確な情報提供等の措置を迅速に対応していく考えを示しました。
また、午後1時30分からは、首相官邸にて「鳥インフルエンザ関係閣僚会議」に出席をしました。
会議では、松野博一官房長官や武見敬三厚生労働大臣、木原稔防衛大臣、松村祥史国家公安委員長など関係閣僚出席のもと、佐賀県の家禽における鳥インフルエンザの疑似患畜の発生について、農林水産大臣である私から現場の発生状況の説明と今後の対応方針について説明するとともに、発生予防とまん延防止に向けて関係省庁への協力を要請しました。
引き続き、養鶏農家に対する衛生管理の徹底による発生予防措置や注意喚起の徹底、国民に対する正確な情報の発信に努め、鳥インフルエンザの感染拡大防止のため、緊張感を持ちながら政府一丸となって取り組んでまいります。
鳥インフルエンザ発生を受けて農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部を開催しました。
私から今後の対応方針について説明をしているところです。
首相官邸での鳥インフルエンザ関係閣僚会議に出席しました。