11月11日は、「第46回全国育樹祭」の第一日目の行事に出席するために茨城県を訪問しました。
午前11時半からは、潮来市にある「茨城県水郷県民の森」で、ヤマボウシへの施肥を行いました。
午後12時半からは、アトラクションとして行われた潮来ばやしの演奏と踊りを鑑賞しました。
午後1時からは、秋篠宮皇嗣同妃両殿下をお迎えし「お手入れ行事」が行われました。この行事は、平成17年に開催された全国植樹祭で天皇皇后両陛下によってお手植えされた樹木のお手入れ(枝打ちと施肥)が行われるものです。
行事終了後に車で水戸市に移動し、午後3時前からは、水戸市民会館を見学するとともに、水戸市民会館の構造や茨城県の森林・林業についての説明を頂きました。
水戸市民会館は、鉄筋コンクリートと鉄骨、木造軸組工法を組み合わせた構造になっており、耐火部材である「燃エンウッド」を採用することにより、1843m3の木材を使用しています。構造材は、長野県産のカラマツの集成材を使用し、令和5年度木材利用優良施設等コンクールで環境大臣賞を受賞されています。建物を実際に拝見し、大型・都市型建築物での木材の活用の可能性が大きく広がっていることを感じました。
午後6時からは、水戸市内のホテルで、秋篠宮皇嗣同妃両殿下と、大会会長である尾辻秀久参議院議長をはじめとする大会関係者、全国育樹祭での各種表彰者の皆様などが出席されて開催された懇談会に出席しました。
森林や林業など、様々な話題について多くの皆様と親しくお話することができ、大変有意義な会となりました。
第46回全国育樹祭の会場での緑の少年団員との記念撮影です。
ヤマボウシの手入れとして、根元に肥料を入れ、土で埋めました。
水郷潮来あやめ娘の皆さんとの記念撮影です。
アトラクションとして潮来ばやしの演奏と踊りが披露されました。
「お手入れ」の会場で、秋篠宮皇嗣同妃両殿下のご到着を待つ緑の少年団の皆さんです。
水戸市民会館を訪問し、初めに屋上で施設についての説明を受けました。
現地をご案内頂きました高橋靖水戸市長との記念写真です。後ろには、長野県産のカラマツで作られた「燃エンウッド」による構造部材が写っています。
市民会館1階から上を見上げたところです。
「燃エンウッド」の構造を示すサンプルが展示されていました。灰色に見えるのが耐火の為のモルタルで、ここが熱を吸収して、内側への火の侵入・炭化を防ぐ構造になっています。木材部分は、長野県産のカラマツの集成材です。
全国育樹活動コンクールで農林水産大臣賞を受賞されたお二人との記念写真です。右は、個人受賞された佐藤健一さん、左は西予市林業研究グループの菊池俊一郎さんです。
緑化等功労者の皆様との懇談会の最後に、大井川和彦茨城県知事をはじめとする参加者の皆様と記念撮影を行いました。