5月27日は、午前8時半から、長野県知事を始めとする長野県関係団体の皆様の主催による「長野県政懇談会」に出席しました。
阿部守一長野県知事からのご挨拶に引き続き、長野県事務局より国政に対する要望事項(特区提案、TPP、リニア新幹線、地方財政、社会保障制度、中山間地振興、社会資本整備など)についての説明があり、これに対し、出席した議員それぞれから発言をしました。
午前10時20分からは「衆議院 原子力問題調査特別委員会」の理事会、午前10時半からは委員会に出席しました。
本日の委員会では、次回の参考人質疑についての議決が行われました。
正午からは、「経済産業部会・税制勉強会」に出席しました。経済産業省より、法人税引き下げをめぐる論点整理の説明を聞き、質疑を行いました。
午後1時からは「衆議院本会議」に出席しました。
本日は、「少年院法」「少年鑑別所法」「少年院法鑑別所法整備法」「独法通則法」「通則法整備法」「アレルギー疾患対策基本法」「医療機器研究開発促進法」「過労死防止対策推進法」「国民年金法」の採決が行われ、いずれも賛成多数で可決されました。
午後1時半には、国会見学に来られた辰野町塩尻市小学校組合両小野小学校の皆さんにご挨拶をしました。
未来を担う皆さんに、夢を持ち、努力を忘れず、友情を大切に活躍して下さい、とお話し、皆さん一人一人と握手を交わしました。
午後2時からは、「税制調査会小委員会」に出席しました。本日は、「法人課税のあり方の検討に当たっての基本的考え方」について、出席議員からの発言が行われました。
私からは、グローバル競争に打ち勝たなければならない企業と、地方の中小企業は分けて考える必要があること、グローバル企業の減税のために、赤字企業をふくめて地方の中小企業に対して外形標準課税で負担を求めるべきでないこと、グローバル企業の減税は、国際競争力の確保のための投資や研究開発などの増加をもたらし、成長力強化を通じて、財政再建の可能性を高めることにつながることなどについて発言しました。
午後3時過ぎには、長野県農政部の中村部長がお見えになり、農林水産関係の国の施策・予算に対する要望書を頂きました。
特に、農産物輸出支援体制整備や、6次産業化施策の充実などについて、貴重なご提言を頂きました。
午後3時半からは、「長野県農業会議主催 県選出国会議員への要請懇談会」に出席しました。
TPP、新農政、規制改革会議提言についてご要望をお聞きし、出席した全ての議員が発言をしました。
私からは、農政の大転換期であるからこそ、農業委員会の皆様の力で、農業活性化にお力添えを頂きたいこと、現在の委員選出の良いところを生かすべきであり、市町村長の指名制度には反対であることなどについて発言をしました。
要請懇談会終了後、参議院議員会館食堂で開催された懇親会に出席しました。農業委員の皆様から、現場の状況などを伺うことができ、とても有意義な懇親会でした。
午後6時からは、「綜學勉強会」に出席しました。
本日は、林英臣先生から、安岡正篤(やすおかまさひろ)先生の生涯と思想についてのご講演を頂きました。
安岡正篤先生は、東洋政治哲学・人物学の権威であり、吉田茂から中曽根康弘に至る戦後の歴代首相が教えを請うなど、政財界トップの指南役として活躍された方です。
安岡先生は、「この国を思う」という著書の中で、近代日本人が、明治以来、西洋近代文明に集中し、東洋的教養を失ったことが問題であると指摘するとともに、人生や国家の大事に対する感激性や身を挺す道義に乏しいことを嘆いておられます。まさに、現在の私たちに対する貴重な教えだと感じました。
(「長野県政懇談会」冒頭の阿部守一知事からのご挨拶です。)
(国会見学に来られた辰野町塩尻市小学校組合両小野小学校の皆さん全員と握手を交わしました。)
(「税制調査会小委員会」におげる野田毅税制調査会長からのご挨拶です。)
(長野県農政部の中村部長から、農林水産関係の国の施策・予算に対する要望書を頂きました。)
(「長野県農業会議主催 県選出国会議員への要請懇談会」の様子です。)
(懇談会で、上伊那の農業委員長の皆様と記念撮影をしました。)
(「綜學勉強会」の開始前に、感謝の意を込めて林英臣先生にご挨拶をしました。)