本日(4/18)は、自民党県議団の当選3期までの皆様で組織する「一二三(ひふみ)会」(会長 垣内基良県議)の社会福祉法人アンサンブル会(小椋年男代表)の視察に同行しました。
アンサンブル会は、知的障害者の保護者の皆様がつくった法人で、通所授産施設とグループホームを組み合わせた自立のシステムを確立しています。
授産所ではお菓子作りや野菜の栽培と通信販売などを中心として収益をあげ、それを月約3万円の工賃として利用者の皆様に還元、利用者の皆様は障害年金とグループホームの公的家賃補助との収入合計の中から、グループホームの利用料と求職の自己負担分を支出し、差し引き約5万円が手元に残る仕組みです。
利用者の皆さんが生きがいをもって働き、地域の中で自立して生活できるシステムが高く評価され、利用希望者は毎年増え続けています。
松川町と伊那市に拠点をもち、それぞれ利用者20名の規模でスタートしましたが、現在は松川町で51名、伊那市で60名の方々が働いています。
養護学校卒業者の皆様の中から、今後も利用希望者が増える見通しの中、この度松川町で第二の拠点を建設するための用地を取得されました。今回の視察は、その土地を実際に拝見して計画についてお聞きしたり、アンサンブル会の取り組みについて学ぶことを趣旨としたものです。
今回の土地は、地元の企業が障害者福祉に利用するならと、事業再編で空いた土地を時価の約3分の1で譲ってくださったことにより取得できたとのことです。企業も含め、多くの皆様がアンサンブル会の活動を支えてくださっていることを感じました。
(建設予定地は、丁度桜が満開でした。県議の先生方のお力添えも頂き、計画が早期に実現することを期待します。)
(アンサンブル松川の2階で小椋代表から、これまでの事業内容などについて説明をお聞きしました。)
(栽培した野菜などを詰め合わせて送る「やさい船」の作業所を視察しました。お客様は、新聞折り込みなどで募集し、東京向けの発送が多いそうです。)
(グループホームの中も拝見しました。これは食堂の様子です。明るいアットホームな雰囲気の素敵な部屋でした。)
夜7時からは、伊那市後援会の福島地区の役員会を兼ねたミニ集会が開催され、家内とともに出席しました。
福島地区は、後援会の三澤岩視最高顧問の地元でもあり、弾塚武夫支部長を先頭に各地区で新たな地区長の皆様にご就任頂き、再出発することができました。
本日も、皆様から、
「現状のままでは、農地が守れない。土地改良に光をあててほしい。」
「都会では子どもを預ける場所が不足し、地方では子どもが減って保育園が統合されている。もっと若い人たちが地方で生活できるようにすべきだ。」
「経済状況が厳しく、健康保険料が払えなくなると、検診も行かなくなり、出産時の補助も受けられない。こうした人たちへのサポートをしてほしい。」
「企業に力をつけないと、どうしようもない。特に製造業の空洞化が深刻だ。」
「一郎さんには、私はこう考える、という点をしっかりと打ち出してほしい。」
「取水口などの老朽化に対応するためにも、予算の確保が必要。安定した稲作ができるような手当てをして欲しい。」
など、本音のご意見を頂き、私からも思いをお伝えすることができました。
皆様の思いを国政につなげるためにも、頑張らなければと感じたミニ集会でした。
(全員の皆様からご意見を伺った後、私の考え方などについてお話をしました。)
(皆様、長時間にわたり熱心にご参加を頂き、本当にありがとうございました。)