本日(6/5)は、伊那市長谷の市野瀬区民運動会に家内とともに参加しました。
今日は、少し暑いぐらいの好天で、さわやかな風も吹き、最高の運動会日和となりました。普段は都会暮らしの若い世帯の皆さまも駆けつけ、子どもたちも参加する賑やかな運動会でした。
私は、ひもつなぎ競争に参加、家内も「よーくかんがえよう」という〇☓クイズに参加させていただき、楽しい時間を過ごすことができました。
休憩時間には、皆様と懇談し、その中でイノシシやシカ、サルによる農産物被害が依然として深刻であることなどをお聞きしました。
また、今年はかつて長谷村も大きな被害をうけた36災害からちょうど50年目にあたります。長谷のような中山間地が元気で発展できるよう、政治の果たすべき責務は益々大きくなっていることを感じました。
(ひもつなぎ競争では、長い紐を引き当られるかが勝負の分かれ目です。もうちょっと長い紐を引きたかったなあ。)
昼前には、伊那市上新田の区民運動会にお邪魔しました。ここでは、バケツから湯のみで水を汲み、走って行って一升瓶に水をいれる「満水リレー」に参加しました。
(早く走ると水がこぼれるし、ゆっくりだと次の人へのバトンタッチが遅れてしまいます。慎重かつスピーディーにというなかなか奥の深い競技でした。)
競技を終えた後はお弁当タイム。一班の皆さまの席にお邪魔して、皆さんが持ち寄った煮物などをおいしく頂きました。
一年に一度、地域の皆さんが顔を合わせる運動会の楽しさ、大切さを感じました。
(皆さま、大変ごちそうになり、ありがとうございました。皆様には、地元で益々お世話になります。)
午後2時からは、飯田市で開催された「飯田市自衛隊協力会・父兄会 定期総会」に顧問として出席しました。
私は、「災害派遣や国際貢献で頼りになるのはやはり自衛隊の皆さまです。人材や予算の確保のためには、国民皆の理解と応援が必要であり、皆様のお力が益々大切となっています。」とご挨拶させていただきました。
(総会では、研修旅行や各種イベントへの参加など、本年度も充実した活動をされる計画が承認されました。)
総会の後、長野地方協力本部長である井上一(ひとし)1等陸佐から「陸上自衛隊の現状と将来」とのテーマで防衛講和をお聞きしました。
陸上自衛隊の役割の拡大、中国、ソ連、北朝鮮などの軍備増強や活動の実態などについてお話頂いた他、
東日本大震災に対しては、
19247名の被災者の救助(5月17日現在)、
8384体の遺体収容(6月2日現在)、
輸送鑑定、輸送機による大量物資輸送や車両・ヘリコプターによる避難所への端末輸送、
399.7万食の給食支援(6月2日現在)、
28633トンの給水支援(6月2日現在)、
31か所、714632名への入浴支援(6月2日現在)、
福島原発30km圏内の行方不明者捜索活動
など、本当に多岐にわたる活動をして頂いていることがよくわかりました。
今も続くこうした活動を多くの方々に知っていただき、我々もできる支援をしていくことが大切であると痛感しました。
(井上本部長には、体系的・具体的なお話をお聞かせ頂き、ありがとうございました。)