9月11日は、午前10時過ぎに、伊那市立伊那東小学校の皆さん112名が国会見学に来られました。また、午前10時半ごろには、高森町立高森北小学校の皆さん27名が到着されました。
それぞれに国会の役割や国会議事堂などについてご説明をするとともに、私から皆さんに「夢、努力、友情」を大切に頑張ってください、とのメッセージをお伝えしました。小学生の皆さんは、私の話に真剣に耳を傾けてくれました。
見学に入られる前に、皆さん一人一人と笑顔で握手を交わしました。今日も小学生の皆さんから未来への希望と元気をもらいました。
午後1時からは、「経済産業部会」を開催しました。本日は、この後に開催される税制小委員会における経済産業関係税制改正要望事項について、役所より説明を頂き、質疑応答を行いました。
多くの先生方から「この秋の税制改正において、特に中小企業の皆さんに、投資促進や事業再編、ベンチャー投資などを後押しする前向きなメッセージを送ることが大切だ。」とのご意見を頂きました。
午後2時半からは、「税制調査会小委員会」に出席しました。初めに、財務省と総務省から、「産業の新陳代謝」に関連する税制措置について説明を受け、質疑応答を行いました。
私は、経済産業部会長としてはじめに発言し、部会としての各要望事項について説明をさせて頂きました。
具体的には、
第一の柱である「民間投資の促進」のために、1.生産性向上を促す設備投資減税の創設、2.研究開発税制の延長・拡充、3.中小企業投資促進税制の拡充、4.機械・装置などの償却資産課税(固定資産税)の軽減策の導入
第二の柱である「ベンチャー投資の促進」のために、1.経営支援能力のあるベンチャーファンドに投資する企業に対する税制優遇、2.産業競争力強化法における創業支援事業計画に基づく会社設立に対する登録免許税軽減措置の創設
第三の柱である「事業再編の促進」のために、1.企業の事業再編計画を産業競争力強化法で認定し、課税負担を軽減、2.合併や会社分割を行う際の登録免許税を減免
の各項目について、理由を添えてお願いをしました。
その後の意見では、「設備投資に対する固定資産税の減免」について、赤字企業も含めた多くの企業に投資促進のメッセージを送ることができる点で実現を求める声が多く聞かれる一方、地方自治体の基幹税である固定資産税を政策目的で減税することは反対との声もありました。今後の制度設計の中で、期間や期限、対象などを限定し、その実現を求めていきたいと思います。
(伊那東小学校は私の地元の小学校です。皆さん、真剣に私の話を聞いてくださいました。)
(高森北小学校の皆さんに国会の説明などをしているところです。小学生の皆さんのこれからの大活躍を期待しています。)
(経済産業部会において、会の趣旨の説明を含めた開会のご挨拶を申し上げました。)
(税制調査会小委員会での額賀小委員長からのご挨拶です。私は、部会長席の一番前に陣取ってはじめに発言を行いました。)