本日(6/18)は、朝8時から自民党本部で開催された「全議員・選挙区支部長懇談会」に出席しました。
本日の議題は、6月15日に合意した社会保障と税の一体改革に関する三党協議についてです。
始めに谷垣総裁から、合意に至った経緯や、その内容についてお話がありました。
その中で、
・社会保障制度改革推進法案骨子の中で、民主党の一体改革大綱を実質的に無効としていること、
・年金・医療において社会保障制度を基本とすることを明記していることから、最低保障年金は実現不可能であること、
・すなわち実質的に民主党マニフェストを撤回させたことを意味しており、法案成立後は速やかに国民に信を問うことが必要だ、
とのことを明確にされました。
茂木政調会長はじめ幹部の皆様からも詳細な説明を受けた後、出席者からの発言が行われました。
私も、
1.自民党は産業や地域の振興を行い、歳出削減にも取り組み、国民負担を最小限に抑えていくこと、そして民主党のバラマキを放置していては、いくら消費税を上げても追いつかないことを明確に打ち出して頂きたい。
2.今後の社会保障制度改革国民会議が将来の社会保障の形を決めることになるが、人選や運営が公平公正に行われるようにチェックして欲しい。
3.地域の商店の皆様など、消費税の転嫁について不安を感じている方が多い。自民党として、様々な知恵を出してこうした不安に応えて欲しい。
との趣旨で発言させていただきました。
特に、3点目については、野田毅先生から、「適正な転嫁を図るため、今回の法案に、自民党の主張により独禁法や下請け法の特例を盛り込ませた。」との紹介がありました。これからも、具体的な対応策について、しっかり検討していくことが重要であると考えます。
最後に、谷垣総裁から、「社会保障のバラマキは絶対に認めるなとの指示を出して協議に当たって頂いた。法案が成立したら、国民に信を問うべき。また、分裂の様相を呈している今の民主党をそのままにして大連立はありえない。」との発言がありました。
我々は一致団結していこう、という意思結集が図られた懇談会でした。
(谷垣総裁からは、協議を通じ、実質的に民主党のバラマキを撤回させることができたことなどについて、明快な説明がありました。)
(出席者からは、今後の対応などについて、活発な意見発表がおこなわれました。)
その後、地元に戻り、午後5時からは宮田村自衛隊協力会の平成24年度定例総会に出席しました。
始めに原田和愛会長から、宮田村は昨年30周年を迎えたが、これからも様々な活動を通じて会の発展をはかっていきたい、との趣旨でご挨拶がありました。
議事の後、私からは、国際貢献や災害救助など、自衛隊への期待が高まっている今こそ、皆様のご活躍をお願いしたいと思います、との趣旨でご挨拶をしました。
昨日に引き続き、本日も自衛隊長野地方協力本部の井上本部長から「自衛隊の現状と将来」と題した講演をお聞きしました。
懇親会の中で、高校生等、若い皆さんにも今日のような話を聞いてほしい、との声が聞かれました。
私も、未来を担う皆さんに、安全保障や領土問題、国際貢献の実態を知ってもらうことはとても大切なことだと考えます。日本人としての基本認識をきちんともてる教育の実現に向けて、さらに努力してまいります。
(宮田村自衛隊協力会は、会員も増え、着実に発展をされています。益々のご活躍をお願いしたいと思います。)