11月9日は、午前8時から「所有者不明土地問題に関する議員懇談会」に出席しました。
本日は、保岡興治会長からのご挨拶に引き続き、東京大学公共政策大学院の増田寛也教授より「所有者不明土地問題」についてのご講演を頂きました。実態の調査と制度インフラの構築が必要であることを学びました。
午前8時半からは「農林役員会」に出席しました。
本日は、平成29年度税制改正農林部会要望事項案について説明を受け、質疑を行いました。引き続き、私から、中山間地農業を元気にする委員会の検討事項と今後のスケジュールについてご説明をし、ご意見を伺いました。
午前10時には、伊那市西春近小学校の皆さんが国会見学に来られました。皆さんに国会の役割などについて説明を行い、皆さんのこれからの大活躍に期待して激励のご挨拶をしました。
午後12時半には、NHKホールで開催された「第60回町村議会議長全国大会」に出席しました。
地元から出席された議長の皆様の座席を訪問して皆様にご挨拶を申し上げ、壇上に移動しました。出席国会議員の紹介を受けて、ご挨拶をしました。
午後1時半からは、「安全・安心の道づくりを求める全国大会」に出席しました。
出席した国会議員それぞれが挨拶を行い、私からは、「道路整備は地方創生の原動力です。頑張ります!」とご挨拶をさせて頂きました。
午後4時からは、「道州制推進本部 役員会」に出席しました。
本日は、新たに本部長に就任された石田真敏先生から、道州制のあり方に関する論点についてご説明を頂き、意見交換を行いました。
私からは、「道州制の本来の目的は、権限・財源をもつ一定規模の基礎自治体をつくり、県の権限の多くを委譲することで地方分権を進めることにあると考える。既存の市町村は、新たな自治組織として住民ニーズに対応することを考えるべき。あくまで基礎自治体が主役となり、道州は広域の企画・調整機能を担うとともに、道州知事は、基礎自治体から選出された道州議会議員が選出する方式とすべき(この場合、憲法改正が必要)」との意見を申し上げました。
一方で、あくまで道州が地方自治や産業振興の主体となるべき、既存の市町村はそのままで基礎自治体として存続させればよい、などのご意見もあり、道州制の構造についても議論が分かれています。
また、現在の市町村や県の枠組みの下で、地方創生の取り組みが始まったところであり、既存の地方自治体の枠組みを抜本的に変えるべき時期ではないと考えます。そもそも、国民的コンセンサスがなければ、国の形を変えることはできません。
これからも、各地方において地域振興をはかり、東京一極集中を是正するためには、どのようなあり方が望ましいのかとの観点を踏まえて、議論を深めていくことが大切だと考えます。
(所有者不明土地問題に関する議員懇談会での講演に先立ちご挨拶される増田寛也先生です。)
(農林役員会での西川公也農林・食料戦略調査会長からのご挨拶です。)
(伊那市西春近小学校の皆さんに国会についての説明をしているところです。)
(町村議会議長全国大会で紹介を受けてご挨拶をしているところです。)
(安全・安心の道づくりを求める全国大会でご挨拶を申し上げているところです。)
(道州制推進本部での石田真敏本部長からのご挨拶です。)