11月10日は、午前8時から「酉親会(ゆうしんかい)」に出席しました。
全国卸売酒販組合中央会の皆様より酒類卸売業界の現状と課題についてお話を伺い、財務省主税局から酒税をめぐる情勢についての説明を受けて質疑を行いました。
私からは、5月に私が財務金融委員長の際に委員長提案として手続きを行った議員立法「酒税法及び酒類業組合法の一部を改正する法律」が6月に公布され、現在「公正な取引の基準」の策定が進められていることを踏まえ、酒類販売が適正・健全な形で行われるよう、引き続きしっかりフォローしていくことをお誓いしました。
午前10時からは、「政調審議会」に出席しました。
本日は、スマートフォンなどのフィルタリング機能の普及を図るための議員立法と、自衛隊の新規任務付与に関して審議が行われ、いずれも承認されました。
午前11には、国会見学に来られた辰野町立辰野東小学校の皆さんと国会正門の外でお会いしました。
皆さんに対し、「夢・努力・友情」を大切に、未来に向けて大活躍してください、と激励の挨拶をしました。
午後1時からは、「農林・食料戦略調査会・食料産業調査会・農林部会合同会議」に出席しました。
本日は、平成29年度税制改正農林部会重点要望事項(案)について説明が行われ、質疑の結果、了承されました。
引き続き、1時20分より「中山間地農業を元気にする委員会」が開催されました。
はじめに、西川公也農林・食料戦略調査会長と森山裕調査会常任顧問より、本委員会設置の経緯などについてお話があり、小泉進次郎農林部会長から、元気な中山間地農業の事例などもご紹介いただきながらご挨拶を頂きました。
私からは、委員長として、委員会の役員構成や委員会の目的、今後の進め方などについてお話を申し上げました。
引き続き、平成29年度概算要求における中山間地農業関係事業について農林水産省より説明を受け、質疑を行いました。
多くの皆様から、本委員会設置の意義や具体的な施策提案などについて貴重なご意見を頂き、第1回目の委員会は大変充実したものとなりました。ご参加いただいた皆様に心から感謝を申し上げます。
午後3時からは、「衆議院本会議」が開催されました。
始めに、「山本農水大臣不信任決議案」についての趣旨弁明と討論、記名採決が行われ、賛成少数で否決されました。
引き続き、「環太平洋パートナーシップ(TPP)協定」及び「環太平洋パートナーシップ関係法整備法」についての各党による討論が行われました。
ここで民進党は議場から退席をしましたが、反対の旨討論で表明しながら採決に参加しないという行動は理解に苦しむところです。
起立採決の結果、両案は賛成多数で可決されました。
今後、参議院における充実した審議を通じて、TPP交渉により確保した関税措置と国内対策で農業をしっかり守ること、兼業農家の多い地方における中小企業の発展に寄与するものであること、米国を含めた参加国相互にとって価値ある協定であることなどを、さらに明確にしていくことが大切であると考えます。
(酉親会での伊吹文明会長からのご挨拶の様子です。)
(政調審議会での審議の様子です。)
(辰野町立辰野東小学校の皆さんにご挨拶をしているところです。)
(このところの冷え込みで、党本部周辺の銀杏もだいぶ色づいてきました。)
(中山間地農業を元気にする委員会で、委員長としてご挨拶を申し上げました。)
(衆議院本会議の議事日程です。)