本日(1/17)は、午前中に長野県伊那文化会館において開催された第四回信州農村歌舞伎祭に行ってまいりました。
この歌舞伎祭は、地域の伝統芸能団体の支援を目的として、長野県伊那文化会館が企画したものです。これまでは、県内の6団体が2日間にわたって公演する形式でしたが、無理のない公演の在り方を模索する中で、今年からは、3団体ずつが一年おきに公演する方式に変わったそうです。
今日は、下條村こども歌舞伎教室、南木曽町の田立歌舞伎保存会、伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会の3団体の皆さんが公演をされました。
私は、公演前に、下條村の皆さんや長谷の皆さんの楽屋を訪ね、いろいろとお話を伺うことができました。下條村のこども歌舞伎教室の出演者は、小学校2年生から6年生の皆さんでしたが、台本を見せていただいたところ、難しい漢字や言い回しの多い難しいセリフばかりで、びっくりしました。こどもたちは、大人よりもむしろ長いセリフを覚えるのが早いのだそうです。
本番でも、はっきりとした声ですらすらとセリフを言っていたのに感心しました。物語は、源頼朝によっていったんは死罪が言い渡されたとなった幼い兄弟が、畠山重忠らの活躍で刑を免れるという話ですが、物語に引き込まれる素晴らしい演技でした。
本日は、そのあと、伊那市小沢の皆様による懇談会や飯島町の皆さんとの新年会に出席しました。この数日は、民主党小沢幹事長の秘書の逮捕などに揺れている政界ですが、皆さまからは、「そうした疑惑に対し、しっかりと追求して真実を明らかにしてほしい」という声と同時に、「自民党として、民主党の政策に対する対案などをきちんと打ち出してほしい」というご意見を多くお聞きしました。
私自身も、地域の皆様からの声や現場での情報を元に、しっかりとした政策作りに邁進していきたいと考えています。
(下條村こども歌舞伎教室の出演者の皆さん。中央が主役の一人を演じた松本さん)
(午後からの出番の準備をされていた長谷の中尾歌舞伎保存会の皆さんと記念撮影)
(下條こども歌舞伎のクライマックスで見えをきる主役の二人)