7月25日は、午前9時から、JA上伊那 米穀施設 新設・増強工事の見学会に参加しました。
始めに、伊那市の美篶4号カントリーエレベーターを見学しました。
こちらは事業費約5億円の事業で、説明を受けながら、増設された45tの乾燥機と湿式集塵装置、コントロールルームなどを見学しました。
次に飯島町の南部カントリーエレベーターを見学しました。
こちらは、上伊那南部のカントリーエレベーターを一か所に統合する大型施設で、事業費は約25億円。60t/hの荷受け施設、320tの乾燥機設備と4000tの貯蔵設備、9t/hの籾摺調整設備、乾式集塵装置などを備えています。
両施設の状況は、お互いにコントロールパネルで把握できる他、施設を建設した株式会社サタケの本社からも監視できるシステムとなっています。
また、米の正確な選別を通じて、安定して高品質なコメを出荷することが出来るとのことでした。
正午からは、JA上伊那本所で竣工式が行われ、私も玉串奉奠をさせて頂きました。
引き続き行われた祝賀会では、JA上伊那の西村篝組合長のご挨拶と工事経過報告が行われました。
私からは、補助事業予算の確保にお手伝いをさせて頂いた経緯をお話するとともに、長野県内最大のコメの産地である上伊那において、高品質なコメの出荷につながるカントリーエレベーター施設が完成したことを心からお祝いし、ブランド力の更なる向上と販売価格の口上に向けても、関係者の皆様のご活躍をお願いしてご挨拶を申し上げました。
午後3時からは、伊那本部事務所に長野県農業共済組合の中村光男常務理事と宮澤哲弘参事がお見えになり、「令和6年度農業保険関係予算に関する要請書」を頂きました。
お二人から、5項目にわたる要請の具体的内容についてご説明を頂き、私からは、必要な予算の確保に向けて努力することをお誓いしました。
事業概要などを記したパンフレットです。クリックでPDFで全ページをご覧いただけます。
左が、美篶4号カントリーエレベーターの乾燥施設です。
コントロールパネルの説明を受けているところです。
美篶で撮影した夏らしい風景です。
南部カントリーエレベーターの外観です。左が新設部分で、右の建物は、旧選果場の内部を改修した建物です。
一時間に合計60トンを受け入れることが出来る荷受け設備です。
サイロの建物の内部です。
説明を受けながら見学をしているところです。
選果場を改修したところで説明を受けているところです。
旧選果場の1階は、籾摺調整設備や色彩選別設備などが並び、2階には、乾式集塵装置が設置されています。
竣工式の神事で、玉串奉奠をしているところです。
祝賀会でのJA上伊那の西村篝組合長のご挨拶です。
私からお祝いのご挨拶を申し上げているところです。
長野県農業共済組合の中村光男常務理事と宮澤哲弘参事から要望書を頂きました。
長野県農業共済組合の皆様から、要望の具体的内容についてお話を伺っているところです。