8月5日は、午前10時から、オンライン会議形式で行われた「財務局長会議」に金融庁副大臣室から参加しました。
始めに、私から金融担当副大臣としてご挨拶の中で以下の3点について申し上げました。
第1に、災害対応に関して、被災者の方々の生活再建や事業再開等の支援に向けて、金融機関に対し、きめ細やかな支援対応を促していただきたいということ。
第2に、新型コロナウイルス感染症への対応に関し、民間金融機関に対して、事業者の資金繰り支援などについて類似の要請を行ってきたこと、金融機関の金融仲介機能強化のため、金融機能強化法の期限を延長するとともに、資本性資金の供給等を行う体制を構築したことを述べ、今後のコロナ後を見据えた業務形態の変更に向けた金融機関の総合力の発揮が求められていること。
第3に、雇用対策に関して、業種や地域を超えたマッチング支援を加速するために「雇用対策に係る副大臣会合」を3回開催したことを報告するとともに、内閣府のホームページに掲載した他省庁の取組も含めた資料を金融機関との対話に活用いただきたいこと。
引き続き、神田憲次大臣政務官からもご挨拶がありました。
次に、氷見野良三長官、中島総合政策局長、古澤企画市場局長、栗田監督局長、松尾証券取引等監視委員会事務局長から本事務年度の金融行政の主な課題と施策についてのお話がありました。
その後、全国11か所の財務局長・支局長・事務局長から、地域の現状や最近の取り組みなどについての報告を頂きました。
約2時間にわたる会議の最後に、私から、地方創生の観点からも各財務局での皆様の一層のご活躍をお願いしてご挨拶を申し上げました。
金融庁副大臣室で参加した財務局長会議で挨拶をしているところです。
神田憲次政務官の発言を聞いているところです。