6月11日は、午前8時から「競争政策調査会」に出席しました。
本日は、「競争政策調査会提言(案)」についての説明を受け、意見交換を行いました。
この提言は、「フリーランスを選択しやすい環境の整備」「スタートアップ企業を取り巻く環境整備」「フィンテック事業者による新たなサービス提供の促進」「独占禁止法・下請法の執行力の強化」を4つの柱としています。
会議の最後にに、提言の修正・取りまとめについて、伊藤調査会長に一任することが了承されました。
午前9時40分からは「行政改革推進本部EBPMワーキンググループ」に出席しました。
本日は、法政大学教授の菅幹雄先生から、「公的統計と民間のビッグデータをリンクした分析の必要性」と題したご講演を頂き、質疑を行いました。
特に、先生からは、小さい時から統計リテラシーを身に着けられるよう、教育を改革していくことが大切、とのご示唆を頂きました。
午前10時半からは「新国際秩序戦略本部」に出席しました。
本日は、多摩大学大学院教授・ルール形成戦略研究所所長の國分俊史先生から「経済安全保障を踏まえて創出に関与すべき新国際秩序」と題したご講演を頂き、質疑を行いました。
経済活動や技術開発が安全保障に密接に関わっており、日本が大きなリスクに直面していることや、戦略的にルール形成を主導していくことが必要であることを学びました。
正午からは、「清和研議員総会」に出席しました。
細田博之会長からは、「新型コロナウイルス罹患者の退院も進んでおり、現在の入院患者は900人台となっているが、今後、治療薬やワクチン、検疫などの施策によりコロナの危機を克服してはじめてオリンピックが可能となる。これからもしっかりと対応していくことが重要。」との趣旨でご挨拶がありました。
午後1時からは「Withコロナ・Afterコロナ 新たな国家ビジョンを考える議員連盟 第一回総会」に出席しました。
本日は、下村博文会長、稲田朋美幹事長のご挨拶に引き続き、党幹部の先生方からもご挨拶を頂き、引き続き、出席議員からの意見発表が行われました。
現在、新型コロナウイルス感染症への対応を通じ、社会の様々な面での変化が起こっています。こうしたことを踏まえ、本議員連盟では、これからの国家ビジョン創りと明るい日本の未来の実現を目指す活動を行っていきます。
午後3時半からは「人生100年時代戦略本部」に出席しました。
本日は、「デジタル・ニッポン2020~コロナ時代のデジタル田園都市国家構想」と「インターネット上の誹謗中傷・人権侵害等の更なる対策に向けて【提言】」について、それぞれ説明を受け、質疑を行いました。
前者は、10年後の2030年の日本の姿として、デジタル技術によって働き方等が柔軟になり、どこにいても国民の生活の質は高く維持される「デジタル田園都市国家」を今後のめざすべき国家像として提示するものです。地方創生・地域の活性化のためにも、ぜひ実現したいビジョンだと感じました。
後者は、デジタル社会の影の部分である誹謗中傷・人権侵害等の対策のための「表現の自由等への十分な配慮を前提とした実効性ある被害回復手続の検討」「適正かつ迅速な発信者情報の開示手続等の民事上の対応の強化」「刑事法上の対応の強化」「人権擁護機関等による対応の強化」「情報モラル等のネットリテラシーの理解促進と相談対応」を柱とする提言です。これからも、この提言をしっかりとフォローしていくことも確認されました。