本日、議員有志で中川財務大臣を訪ね、「中小企業の倒産防止と内需拡大について」と題する意見書を提出しました。
内容としては、
1.金融機関の資産についての時価評価基準のあり方について検討すること
2.政府保証による貸付にあたって、金融検査マニュアルの運用見直しを行うこと
3.日本国内の内需拡大に全力投入すること
を求めるものです。
(全文は、ikensho.doc (30.50 kb)をご参照ください。)
また、本日は午前、午後と衆議院財務金融委員会において、国内金融機関に必要に応じて公的資金を投入できるようにするための「金融機能強化法」の審議も行われ、ここでも中小企業に向けた融資がきちんと確保されるかどうかが最大の論点となっていました。
株価は昨日午前中に7000円を割り込みましたが、その後は上昇に転じました。本日も8000円台に急騰するなど、かなり不安定な状況が続いています。景気は、円高の影響もあり、当分の間、輸出企業を中心として厳しい状況が続くことには変わりがありません。
先日成立した補正予算において盛り込まれた100%政府保証のついた融資がきちんと実行され、中小企業の金繰りがきちんと確保されることが緊急対策としてもっとも重要であると考えます。今後も、経済の状況をしっかりと見極め、税制や予算編成の議論に臨んでいく覚悟です。