本日(5/4)は、素晴らしい天候のもと、下伊那各地で開催されているイベントなどを訪問しました。
はじめに伺ったのは喬木村の楽珍館直売所で開催されている山菜祭りです。山菜はもちろん、タケノコや各種の野菜などが並べられ、県外のお客様も訪れ、大変賑わっていました。私は、家内とともに、とてもおいしいタケノコのお味噌汁やカボチャのおやきなどを頂きました。
この直売所には約230戸、約720人の地元農家の皆様が出荷しているそうです。残念ながら、農家数は減少傾向にあるとのことですが、元気な農家の皆様には、是非頑張っていただきたいものです。
(女性部の皆様もおやき作りや山菜のてんぷら作りなど、大活躍されていました。)
(ちょうど、草もちをつくるもちつきがはじまり、私も杵を持たせていただきました。)
昼前に、飯田市上久堅で開催された「小野子クラインガルテン開園10周年記念交流祝賀会」に出席しました。
小野子クラインガルテンには、5区画でスタートしましたが、現在は10区画に増え、関東、関西、中京など各地の皆様が農地付きの家屋を借りて、農業を楽しみながら滞在されています。
農業を通じた地域活性化のモデルとして、大学の研究テーマになったり、全国の農業委員の皆様や市町村議員の皆様も視察に訪れているそうです。
都市と農村の交流のモデルとして、さらに発展していってほしいと思います。
(私も、開園以来、小野子には毎年訪れています。これからの発展を期待しています。)
(右からクラインガルテンを運営している農事組合小野子の北沢嘉三組合長、私、牧野飯田市長、家内です。)
その後、飯田市の鈴岡城址公園で開催されているつつじ祭りに伺いました。今年は公園が開園して100周年に当たるそうです。駄科区(中平龍興区長)の皆様が中心となって、さまざまな踊りの披露などが行われ、とても賑やかでした。
(つつじは、7分咲きぐらいでしたが、いろいろな色が楽しめました。)
(鯉のぼりが泳ぐ広場では、さまざま踊りや楽器演奏などが披露されていました。)
現在、飯田市には福島県南相馬市から100人以上の方が避難されていますが、このイベントにも招待を受け、何人かの方がいらしていました。
斎藤博(ひろみ)さんは、建設会社で機械のオペレーターをしていたそうです。落ち着いたら被災地にもどり、地域の復興のために頑張りたいとおっしゃっていました。
今野マツイさんのお話では、滞在している天竜峡温泉交流館で、女性の皆様が協力して朝昼晩の食事を自炊するようになり、体調も整ってきたとのことです。被災当初は避難所で一週間以上過ごしたものの、その間はお風呂にも入れず、体もきつかったけれど、こちらでは毎日温泉にも入れて、うれしいと話されていました。
最近は、地元の果樹農家の皆様に協力して、受粉作業を行ったそうです。今後摘花作業なども手伝う予定とのこと。また、地元の婦人会の皆様が週に何度も訪ねてくださり、買い物の際の移動を支援してくださるなど、地域の皆様に支えられているとのお話も伺いました。
(斎藤さんと、今野さん、お話を聞かせてくださり、ありがとうございました。)
その後、阿智村の花桃まつりを見に行きました。今年は寒さが続いたせいもあり、例年よりも開花がおくれており、満開になるにはあと5日程度かかるだろうとのお話でしたが、中には満開のものもあり、とてもきれいでした。
(白、ピンク、濃いピンクが混じり、とても華やかな花桃です。)
(ちょうど、MOAの皆様が野点をされており、おいしいお茶を頂きました。皆様、ありがとうございました。)
引き続き、阿智村で有名な「駒つなぎの桜」が満開ということを聞き、見に行きました。
源義経が奥州に下向をするとき、この木の馬を繫いだという伝説がある桜だそうです。
多くのカメラマンが三脚を据えて撮影をしていました。午後7時からはライトアップもされるそうです。夜桜もきれいでしょうね。
(堂々とした枝ぶりが見事な駒つなぎの桜でした。伊那谷には、こうした桜の名所が多くあり、楽しいです。)