3月26日は、午前11時前から午後12時半過ぎにかけて、加藤勝信一億総活躍担当大臣の下條村視察に同行しました。
加藤大臣をお迎えし、はじめに「あしたむらんど下條」の会議室で、下條村から下條村のこれまでの取り組みについての説明と大臣のご挨拶、質疑応答を行いました。
下條村では、伊藤喜平村長のリーダーシップの下、村役場職員の皆さんが、少数でそれぞれ幅広い仕事をこなして効率的な業務を行っておられます。また、小規模な道路整備などは資材のみを村が供給し、村民の手作りで行うことなどにより財源を生み出しています。
それを生かし、若者定住促進住宅の整備、高校生までの医療費無料化、高齢者医療費自己負担の一部補助、各種検診の80パーセント補助など、様々な充実した施策を行っています。
財政状況も、実質公債費比率がマイナス6.4%と、全国1741市区町村中第1位の健全経営を続けています。
改めて、役場職員、村民一体となった村づくりが大きな効果を上げていることを感じました。
なお、詳細は、下條村行政視察資料、下條村若者定住促進住宅、下條村建設資材支給事業の各資料をご参照ください。
質疑応答の後、マイクロバスで移動し、若者定住促進住宅の住民の皆様との意見交換が行われました。
この住宅は、村の単独事業であるため、国の補助事業の場合に条件となる入居者の所得制限や一定割合の高齢者の入居などが必要なく、子どものいる世帯のみの入居が可能になったとのことです。これにより、こどものつながりで入居者同士のネットワークもできたそうです。
さらに入居者の皆様は村の様々な行事にも積極的に参加されており、それが地域の活性化につながっていることを感じました。
次に、資材支給により道路整備を行った地域を視察し、実際に作業に当たられた住民の皆様からお話を伺いました。資材支給の方式で、コストは通常の4分の1になるそうです。
作業自体は、年に1、2回のため、それほど負担には感じていない、むしろ地域のつながりが強まり、良い面が多い、とのお話を伺いました。
午後1時半すぎからは、飯田市街地で25日から3日間の日程で開催されている「飯田お練りまつり」を家内とともに訪問しました。
飯田お練りまつりは、申年と寅年に諏訪大社の御柱祭に合わせて行われる南新信州最大のお祭りです。大勢の人々が街に出て練り歩くことからお練りまつりと呼ばれるようになったそうです。
今回は、飯田市内を中心に、飯田下伊那の各地から過去最多の47団体が出演されるとのことでした。
本日は、素晴らしい天候の下で、大名行列や、東野大獅子をはじめとする各地の獅子舞、銀座次郎長道中など、様々なイベントを見ることができました。
当地域の皆さんのパワーを感じたおまつりでした。
午後4時過ぎからは、高森町のくましろホールで、リアリズム美術家集団の皆様の主催により開催されている「リア美会員小品展」を鑑賞しました。
11名の会員の先生方がそれぞれ5作品を出品をされており、風景や人物、静物など、さまざまなタッチの作品を鑑賞することができました。
最後に、会場にいらした先生方と懇談をさせて頂くとともに、記念写真を撮らせていただきました。先生方の一層のご活躍をお祈り申し上げます。
午後5時過ぎには、高森町で応援をしてくださっている「肉の丸久」の上沼昇代表取締役とご家族の皆様を訪問し、日ごろのご支援に御礼を申し上げました。皆様の応援を力に、さらに頑張ってまいります。
(下條村での意見交換会の様子です。左から、宮島俊明下條村副村長、村松積下條村議長、伊藤喜平下條村長、加藤勝信一億総活躍担当大臣、私です。)
(若者定住促進住宅の住民の皆様との意見交換の後に、記念撮影をしました。)
(資材支給により住民の皆様が整備を行った道路の上で、記念撮影をしました。)
(飯田市内は、まさに多くの皆さんが練り歩き、人と多くの獅子舞でにぎわっていました。)
(山本南平獅子舞保存会の皆様です。)
(龍江一区大獅子の巨大な獅子頭はとてもユーモラスな顔をしています。)
(大名行列の先頭「化粧傘」を演じる宮下勝吉さんとのツーショットです。)
(宮下さんを先頭に、息のそろった美しい動きを見せて頂きました。)
(20キロ以上もある槍を扱うパフォーマンスも行われていました。)
(農業の視察でお世話になった若手女性農業者の殿倉由起子さん(私の左)にも偶然お会いすることができました。)
(小学生の女の子たちが稚児踊りを舞う代田獅子囃子です。)
(巨大な東野大獅子の雄姿です。)
(清水次郎長一家28人衆に扮した銀座次郎長道中です。)
(リア美会員小品展を鑑賞した後で、作品を出展された先生方と記念撮影をしました。)
(いつも応援を頂いている「肉の丸久」の皆様との記念写真です。)